市指定有形文化財 蓮光寺総門

- 名称
- 蓮光寺総門
- よみ
- れんこうじそうもん
- 種別
- 市指定有形文化財 建造物
- 員数
- 1棟
- 所在地
- 渋井248
- 指定年月日
-
平成8年4月12日
- 所有者
- 蓮光寺
- 文化財の概要
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蓮光寺は新河岸川の堤防沿いにあり、曹洞宗の慶庵惣与が室町時代中期に開山したとされている。総門は、切妻造桟瓦葺屋根の一間高麗門で、左右に袖塀が付いている。建築年代は、構造技法や繰形彫刻などから本堂と同時代の、19世紀中期の建築だと考えられる。
建物全体に大型の部材を用い、虹梁や拳鼻(こぶしばな)に太くて重々しい黒塗りの渦紋様が彫り込まれるなど、力強さが強調されている。特に正面大虹梁、拳鼻、大瓶束笈形(たいへいづかおいがた)の装飾は個性的で、完成度の高い高麗門である。
なお、総門はもと楼門正面の河川敷近く、川に面して建っていたが、平成9年(1997)の河川改修により現在地に移築されている。
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