市指定有形文化財 鐔 銘川越住恒忠
- 名称
- 鐔 銘川越住恒忠
- よみ
- つば
- 種別
- 市指定有形文化財・工芸品
- 員数
- 1枚
- 所在地
- 個人所有
- 指定年月日
- 昭和45年5月22日
- 所有者
- 個人
- 文化財の概要
-
素銅に銀を張合わせた木瓜(もっこう)形の左右透(すかし)鐔で、まわりに赤銅(しゃくどう)の覆輪(ふくりん)をつける。別に「昼夜(ちゅうや)鐔」ともいわれるもので、縦径7.3センチメートル、横径6.6センチメートルほど、左右の透しは松、覆輪は竹幹をそれぞれ意匠化したものであろう。銘は「川越住 恒忠作」と鐫(ほ)る。
恒忠は寛永年間頃(1624から1644)の人で、伊藤一派に属したといわれるが、その詳しい経歴は明らかでない。簡素な中にも落着いた品位を示す作品で、材料、作柄ともに優れ、銘文に「川越住」とあるのも貴重である。
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