市指定有形文化財 円空仏

ページID1003994  更新日 2024年11月22日

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写真:円空仏

名称
円空仏
よみ
えんくうぶつ
種別
市指定有形文化財 彫刻
員数
1躯
所在地
元町2-11-1
指定年月日
昭和47年2月8日
所有者
養寿院
備考

尊名は不詳ながら、岩座上の蓮台に坐す木彫の如来型坐像で、像高43センチメートル、円空独特の“鉈(なた)ばつり”と称される素朴で単純明快な造型性がよく表れている作品である。
円空(1632から1695)は美濃国竹ヶ鼻(現岐阜県羽島市)生まれ。生涯に十二万体の造像を祈願して諸国を遍歴した遊行僧で、元禄8年(1695)8月15日、行年64歳で故国武儀(むぎ)郡池尻の弥勒寺(みろくじ)で入寂(にゅうじゃく)している。
県内には複数回足を運んだ形跡があり、県東南部を中心に現在170体ほどの作品の所在が確認されている。本像はその作風からみて、それらの中でも比較的早い頃に位置するものと思われる。なお、本像の養寿院への伝来については明らかでない。

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