市指定有形文化財 時の鐘
最終更新日:2023年9月15日
時の鐘
名称 | 時の鐘 |
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よみ | ときのかね |
種別 | 市指定有形文化財 建造物 |
員数 | 1棟 |
所在地 | 幸町15-7 |
指定年月日 | 昭和33年3月6日 |
所有者 | 川越市 |
文化財の概要 | 旧多賀町に立ち、蔵造りの町並みを見下ろす時の鐘は、江戸時代初期の寛永年間(1624-1644)に創建されて以来、度重なる大火によって、焼失、再建が繰り返されてきた。現在の建物は、明治26年(1893)の大火で焼失した後明治27年に再建され、鐘も再鋳造されたものである。3重4階建総高さ約17.5m(約57.7尺)の規模をもち、3重の屋根は銅板一文葺の方形造で、初重(しょじゅう)、2重の庇は銅板瓦棒葺となっている。施工者は、連雀町の大工棟梁関根松五郎で、鐘を鋳造したのは神明町の鋳物師矢沢四郎右衛門。二人とも地元川越の職人である。造営後、幾度か修理や整備が行われ、最近では平成27、28年度に半解体修理が実施された。時の鐘は蔵造りの町並みのシンボルとして今日まで親しまれている。 |
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