名称 |
芳地戸のフセギ |
よみ |
ほうぢどのふせぎ |
種別 |
市指定文化財 無形民俗 |
員数 |
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所在地 |
笠幡地区【地図】 |
指定年月日 |
昭和47年2月8日 |
所有者 |
尾崎神社 |
備考 |
毎年春の彼岸の中日(春分の日。3月20日または21日)に行われる悪魔祓いの行事である。 享保6年(1721)に疫病が流行したことから始まったといわれ、古式をよく伝えている。 行事当日は、午前中に尾崎神社境内で神輿と辻札を作る。 神輿は、わらの台座を作り、竹を渡して担ぎ棒とする。 その上に四角の木製の台を置き、中央にご神体を取り付ける。 台の縁にある15ヶ所の穴に榊の枝を挿し、その周囲に注連縄を回す。 台の四隅には樫の小枝をくくりつける。 辻札は陰陽2種あり、篠竹に御札をはさんだものと、紙垂と輪飾りをはさんだものがあり、先端に藁で作ったボンテンをつける。 午後は神社社殿でふせぎの祈祷を行うと、村回りの行列が出発する。 ふれ太鼓を先頭に、辻札を子どもたちが持ち「よーいど まだ まだ」とはやしながら進む。 各家の玄関口では、家人にお祓いをし、神社札を門口に貼る。 行列は早足で進み、2時間半ほどの行程である。 村回りが終わると、村の境9ヶ所に辻札を立てる。 |
開催情報 |
日時 令和6年3月20日(水曜・祝日) 午前9時00分頃、尾崎神社境内で神輿・辻札作り。 午前11時00頃、昼休憩 午後1時00分頃、尾崎神社を出発し、地区内巡行。 会場 尾崎神社(地図については所在地の項目をご覧ください)、ほか 備考 - 当日は、天候等の事情により中止や日時の変更をする可能性があります。
- 会場までは、公共交通機関をご利用ください。
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