県指定文化財 丸木舟
最終更新日:2023年9月11日
丸木舟
名称 | 丸木舟 |
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よみ | まるきぶね |
種別 | 県指定有形文化財 考古資料 |
員数 | 1隻 |
所在地 | 郭町2-30-1博物館 |
指定年月日 | 昭和29年10月23日 |
所有者 | 川越市 |
文化財の概要 | 老袋地内の入間大橋付近で、昭和27年(1952)の台風によって河岸が浸食された際に発見された。船尾部は欠失しているが現存長5.4m、最大幅0.54m。材質は榧(かや)と思われる。 出土地点一帯は旧入間川によって形成された沖積微高地(自然堤防)が広がっており、その後背湿地に永年埋もれていたものが発見されたと考えられる。付近の沖積微高地からは縄文時代後期の土器片が採集されているので同時代のものであろう。舟の底部の厚さは30センチメートル、船首部は更に厚くなっている。他遺跡出土の丸木舟と比べて重厚なので未製品の可能性がある。 |
お問い合わせ
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