県指定無形民俗文化財 南大塚の餅つき踊り
最終更新日:2024年5月28日
三テコ
引きずり餅
名称 | 南大塚の餅つき踊り |
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よみ | みなみおおつかのもちつきおどり |
種別 | 県指定民俗文化財 無形民俗文化財 |
所在地 | 南大塚地区【地図】 |
指定年月日 | 昭和52年3月29日 |
所有者 | 南大塚餅つき踊り保存会 |
備考 | 現在は成人の日(1月第2月曜日)の前日に演じられる。もともとは11月15日、裕福な家で主に長男長女の7歳の帯解き祝い(現在の七五三)に行われ、「接待餅」と呼ばれていた。祝いの場に餅つき連中を招いてにぎやかについてもらい、ついた餅を親類近所に配るというものであった。昭和23年(1948)に成人の日が制定されてからは、この日に地元の新成人を祝う目的で西福寺境内で行うようになり、現在は成人祝いと切り離した新春の行事となっている。 餅つき踊りの手順は、蒸し上げたもち米を臼に入れたあとのナラシに始まり、ツブシ、ネリ、三テコ、六テコ、アゲヅキと続く。つき手の人数は3人もしくは6人が基準で、それぞれ三テコ、六テコと称している。舞踊の要素をもっているため、歌が入ることもあれば、小杵に持ち替えて曲芸風に威勢よくつく曲づきもある。西福寺でひととおりの演技を終えると、臼に綱をつけ、引きずりながら餅をつく「引きずり餅」をして、隣接する菅原神社に参拝する。 同様の餅つき踊りは、県内ではさいたま市、上尾市、桶川市、東松山市にも伝わっている。 |
開催情報 | 日時
会場
備考
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