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県指定無形民俗文化財 ほろ祭

最終更新日:2024年7月30日

名称 ほろ祭
よみ ほろまつり
種別 県指定民俗文化財 無形民俗文化財
所在地 古尾谷八幡神社【地図】
指定年月日 平成10年3月17日
所有者 ほろ祭保存会
備考

 古谷本郷の古尾谷八幡神社で敬老の日の前日に行われ、地元では「ほろかけ祭り」とも呼んでいる。
 古谷本郷の上組・下組の双方から2人ずつ選ばれた小学生の男子(かつては長男)が、ホロショイッコとして神輿を先導する行事である。ホロは小さな背負い籠に紙花の付いた竹ひご36本を挿したものだが、籠の中には重しの石が入っているため、年少者にとっては辛いものとなる。
 ホロショイッコは顔に化粧を施し、鉢巻に陣羽織という出陣衣装を着飾る。これを出す家では、かつては自宅に親類縁者を招いて祝宴を開き、衣装もすべて自前だったが、現在は公民館を「宿やど」とし、諸々の費用も地元が負担している。神社での祭典を済ませたのち、御旅所に向けて行列が出発する。天狗を先頭に4人のホロショイッコが縦一列に並び、そのあとに神輿が続く。ホロショイッコは六尺棒を手にした青年2人に守られ、ホロを反転させながら「六方を踏む」動作で一歩一歩進む。一足ごとに周りから「よいしょーっ」という掛け声がかかる。200mほどの短い距離ではあるが、子どもにとっては苦行であり、元服式の意味合いをもつ全国的にも珍しい祭りといえる。

開催情報

日時
 令和6年9月15日(日曜)
 午後1時頃から、古尾谷八幡神社で祭典。
 午後3時頃から神幸祭(神輿渡御)
会場
 古尾谷八幡神社(地図については所在地の項目をご覧ください)
備考
 天候により時間が早まる可能性あり。

  • 当日は、天候等の事情により中止や日時の変更をする可能性があります。
  • 会場までは、公共交通機関をご利用ください。

 

お問い合わせ

教育委員会 教育総務部 文化財保護課 調査担当
〒350-8601 川越市元町1丁目3番地1
電話番号:049-224-6097(直通)
ファクス:049-224-5086

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