ホロショイッコ
神幸祭
名称 |
ほろ祭 |
よみ |
ほろまつり |
種別 |
県指定民俗文化財 無形民俗文化財 |
所在地 |
古尾谷八幡神社【地図】 |
指定年月日 |
平成10年3月17日 |
所有者 |
ほろ祭保存会 |
備考 |
古谷本郷の古尾谷八幡神社で敬老の日の前日に行われ、地元では「ほろかけ祭り」とも呼んでいる。 古谷本郷の上組・下組の双方から2人ずつ選ばれた小学生の男子(かつては長男)が、ホロショイッコとして神輿を先導する行事である。ホロは小さな背負い籠に紙花の付いた竹ひご36本を挿したものだが、籠の中には重しの石が入っているため、年少者にとっては辛いものとなる。 ホロショイッコは顔に化粧を施し、鉢巻に陣羽織という出陣衣装を着飾る。これを出す家では、かつては自宅に親類縁者を招いて祝宴を開き、衣装もすべて自前だったが、現在は公民館を「宿やど」とし、諸々の費用も地元が負担している。神社での祭典を済ませたのち、御旅所に向けて行列が出発する。天狗を先頭に4人のホロショイッコが縦一列に並び、そのあとに神輿が続く。ホロショイッコは六尺棒を手にした青年2人に守られ、ホロを反転させながら「六方を踏む」動作で一歩一歩進む。一足ごとに周りから「よいしょーっ」という掛け声がかかる。200mほどの短い距離ではあるが、子どもにとっては苦行であり、元服式の意味合いをもつ全国的にも珍しい祭りといえる。 |
開催情報 |
日時 令和6年9月15日(日曜) 午後1時頃から、古尾谷八幡神社で祭典。 午後3時頃から神幸祭(神輿渡御) 会場 古尾谷八幡神社(地図については所在地の項目をご覧ください) 備考 天候により時間が早まる可能性あり。 - 当日は、天候等の事情により中止や日時の変更をする可能性があります。
- 会場までは、公共交通機関をご利用ください。
|