県指定有形文化財 武州河越住新儀惣兵衛允則重作 太刀
最終更新日:2023年9月7日
武州河越住新儀惣兵衛允則重作 太刀
名称 | 武州河越住新儀惣兵衛允則重作 太刀 |
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よみ | ぶしゅうかわごえじゅうしぎそうべえのすけのりしげさく たち |
種別 | 県指定有形文化財・工芸品 |
員数 | 1口 |
所在地 | 郭町2-30-1 博物館 |
指定年月日 | 昭和59年3月27日 |
所有者 | 三芳野神社 |
文化財の概要 | 銘に(表)武州河越住新儀惣兵衛允則重作 (裏)奉神納御太刀願主増井 初左衛門尉但久 寛永十七庚辰暦十二月吉日とあり、川越城主松平信綱の重臣増井初左衛門尉但久が、市内鍛冶町(現幸町)に住した刀工則重(のりしげ)に鍛えさせ、三芳野神社に奉納した太刀。長さ87.8センチメートル、反り4.4センチメートル、鎬(しのぎ)造、庵棟(いおりむね)、地鉄は板目、地沸(じにえ)つき鎬地柾に流れ、刃文は互の目よく揃い、沸匂(にえにおい)深く刃中働(はたらき)があり、茎(なかご)は生(うぶ】で栗尻となっている。また刀身のはばき元には、表に三芳野神社の社紋である梅樹を、裏には松樹の彫物がほどこされている。姿よく、出来ばえも優れ、数少ない「則重」の代表作に挙げられる。郷土刀として最も古く、かつ、奉納者銘記等も明らかなことから、その文化財的価値は極めて高い。 |
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