県指定有形文化財 丸木舟

ページID1003854  更新日 2024年11月22日

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写真:丸木舟と呼ばれる考古資料
丸木舟
名称

丸木舟

よみ
まるきぶね
種別
県指定有形文化財 考古資料
員数
1隻
所在地
郭町2-30-1博物館
指定年月日

昭和29年10月23日

所有者
川越市
文化財の概要
老袋地内の入間大橋付近で、昭和27年(1952)の台風によって河岸が浸食された際に発見された。船尾部は欠失しているが現存長5.4m、最大幅0.54m。材質は榧(かや)と思われる。
出土地点一帯は旧入間川によって形成された沖積微高地(自然堤防)が広がっており、その後背湿地に永年埋もれていたものが発見されたと考えられる。付近の沖積微高地からは縄文時代後期の土器片が採集されているので同時代のものであろう。舟の底部の厚さは30センチメートル、船首部は更に厚くなっている。他遺跡出土の丸木舟と比べて重厚なので未製品の可能性がある。

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