県指定有形文化財 武州河越住新儀惣兵衛允則重作 太刀

- 名称
- 武州河越住新儀惣兵衛允則重作 太刀
- よみ
- ぶしゅうかわごえじゅうしぎそうべえのすけのりしげさく たち
- 種別
- 県指定有形文化財・工芸品
- 員数
- 1口
- 所在地
- 郭町2-30-1 博物館
- 指定年月日
- 昭和59年3月27日
- 所有者
- 三芳野神社
- 文化財の概要
- 銘に(表)武州河越住新儀惣兵衛允則重作(裏)奉神納御太刀願主増井 初左衛門尉但久 寛永十七庚辰暦十二月吉日とあり、川越城主松平信綱の重臣増井初左衛門尉但久が、市内鍛冶町(現幸町)に住した刀工則重(のりしげ)に鍛えさせ、三芳野神社に奉納した太刀。長さ87.8センチメートル、反り4.4センチメートル、鎬(しのぎ)造、庵棟(いおりむね)、地鉄は板目、地沸(じにえ)つき鎬地柾に流れ、刃文は互の目よく揃い、沸匂(にえにおい)深く刃中働(はたらき)があり、茎(なかご)は生(うぶ】で栗尻となっている。また刀身のはばき元には、表に三芳野神社の社紋である梅樹を、裏には松樹の彫物がほどこされている。姿よく、出来ばえも優れ、数少ない「則重」の代表作に挙げられる。郷土刀として最も古く、かつ、奉納者銘記等も明らかなことから、その文化財的価値は極めて高い。
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