県指定有形文化財 光西寺松井家文書

- 名称
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光西寺松井家文書
- よみ
- こうさいじまついけもんじょ
- 種別
- 県指定有形文化財 書跡・典籍・古文書
- 員数
- 26点
- 所在地
- 郭町2-30-1 博物館
- 指定年月日
- 昭和53年3月28日
- 所有者
- 光西寺
- 文化財の概要
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慶応3年(1867)正月に川越に転封してきた松平周防守家伝来の古文書で、中世文書26点が県指定となっている。同家の菩提寺である川越光西寺に保管されてきた。寛元元年(1243)の将軍家政所下文など鎌倉時代の文書2点、永禄4年(1561)の松平元康所領安堵状など徳川家康文書11点、口宣案4点、飛鳥井雅章蹴鞠伝授書関係6点などである。とりわけ家康文書は、松井家が三河松平氏に仕えて以来、近世幕藩体制下の譜代大名となって行くまでの足跡を示し、家の由緒となる中世文書である。松平元康、松平家康、徳川家康と改名しながら戦国大名として成長し、家臣への統制と信頼の絆を深め、天下泰平を成し遂げる過程を物語る家康文書11点が揃っているのは実に圧巻といえよう。また近年、写ししかなかった家康文書の原本がさらに5点みつかっている。県指定以外の600点余の領地朱印状や絵図、家譜・系図などの譜代大名家としての近世文書も併せて貴重なものといえよう。
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