県指定有形文化財 喜多院 番所

- 名称
- 喜多院 番所
- よみ
- きたいん ばんしょ
- 種別
- 県指定有形文化財・建造物
- 員数
- 1棟
- 所在地
- 小仙波町1-20-1
- 指定年月日
- 昭和31年3月23日
- 所有者
- 喜多院
- 文化財の概要
-
番所は、山門の北側に接続して建つ間口10尺奥行15尺の小建築である。外観は、起むくりの付いた切妻造桟瓦葺屋根と水平に連続する連子窓(れんじまど)が特徴的で、番所にふさわしい建築といえる。しかし、天保12年(1841)の喜多院境内図によると、もとは山門より内側に独立して建っていたことが描かれており、当初から現在地に建っていたのではなく、後世になって移築されたことがわかる。建築年代について特定できる史料はないが、虹梁や頭貫(かしらぬき)木鼻(きばな)の絵様から18世紀中期ころの建築だと考えられる。
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