県指定有形文化財 銅造阿弥陀三尊懸仏

ページID1003847  更新日 2024年11月22日

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写真:銅造阿弥陀三尊縣仏と呼ばれる工芸品
銅造阿弥陀三尊懸仏
名称

銅造阿弥陀三尊懸仏

よみ
どうぞうあみださんぞんかけぼとけ
種別
県指定有形文化財・工芸品
員数
1面
所在地
郭町2-30-1 博物館
指定年月日
昭和63年2月26日
所有者
古尾谷八幡神社
文化財の概要
古尾谷八幡神社は、元暦元年(1184)源頼朝によって京都石清水から勧請されたとの由緒をもつ。本懸仏は、同社秘蔵の神宝として伝来したもので、鏡面に表わされた三尊仏は、本社石清水八幡の本地仏をそのまま踏襲したものと考えられる。径77.4センチメートルの円形鏡板中央に像高27.5センチメートルの阿弥陀如来坐像、右脇に像高27.6センチメートルの十一面観音立像、左脇に像高27.2センチメートルの勢至菩薩立像を配し、周縁部覆輪風(ふくりんふう)に圏文を鋳出し、その左右に飛雲、唐草文を対称に配し、両肩の環は同じく飛雲形を表わしているのは珍しい。出来映え優れた鎌倉時代後期の大型懸仏の遺例として貴重である。

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