市指定有形民俗文化財 仲町踊り屋台

ページID1003922  更新日 2024年11月28日

印刷大きな文字で印刷

写真:仲町踊り屋台

名称

仲町踊り屋台

よみ
なかちょうおどりやたい
種別
市指定民俗文化財 有形民俗文化財
員数
1台
所在地

仲町

指定年月日

平成4年8月7日

所有者
仲町陵王会
文化財の概要

仲町の踊り屋台は、表柱間6尺8寸、側面12尺、唐破風に市松の油障子の屋根、車輪等は遺されていないが4輪と推測される。
仲町の前身である志義町は、天保7年(1836年)に大型で漆塗り、唐破風屋根、彫刻付きの屋台を製作しており、その屋台は現在入間市に遺されている。
当屋台は、天保7年の屋台と比べると、木部は白木で細く、構造も簡素な出来であり、短期使用を想定して製作されたと考えられる。明治後期と推測される祭礼時の写真が遺されている。そこには、大勢の手古舞姿の練子の後ろに当屋台があり、舞台上では3人の舞手がポーズをとり、後ろに底抜け屋台が続いている様子が写されている。
仲町の踊り屋台は、車輪等部品が欠けているのが残念であるが、明治時代以降の川越氷川祭の変遷を知ることができる資料である。

この情報はお役に立ちましたか?

お寄せいただいた評価はサイト運営の参考といたします。

このページの情報は役に立ちましたか?
このページの情報は見つけやすかったですか?

このページに関するお問い合わせ

教育委員会 教育総務部 文化財保護課 調査担当
〒350-8601 川越市元町1丁目3番地1
電話番号:049-224-6097 ファクス番号:049-224-5086
教育委員会 教育総務部 文化財保護課 調査担当 へのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。