市指定有形民俗文化財 木彫鷹額
- 名称
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木彫鷹額
- よみ
- きぼりたかがく
- 種別
- 市指定民俗文化財 有形民俗文化財
- 員数
- 1面
- 所在地
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郭町2-30-1 川越市立博物館
- 指定年月日
-
平成4年4月16日
- 所有者
- 古尾谷八幡神社
- 文化財の概要
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古谷本郷の古尾谷八幡神社に享保7年(1722)に奉納されたもの。縦長の額の表面に、丁字形の架(ほこ、止まり木)に止まる浮き彫りの鷹を貼り付けてある。正面に背を向けているが、振り返っている様子に動きを感じる。眼球にガラスを入れ、背中の羽根を鱗のような模様で表現していることに特徴が見られる。さらに1枚1枚の羽根に墨を塗ることで立体感を出している。墨書の銘文は上部に「御宝前」、鷹の右側に奉納年月日、左側に奉納者と作者の名前が記されているようだが、「享保七壬寅……」の年号と、作者を表わす「義武作是」の文字がかろうじて読み取れるばかりである。
当時古尾谷八幡神社は武士の信仰を集めていたことから、この額の奉納者も八幡神を崇める武士と思われる。
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