HPV(子宮頸がん予防)ワクチン接種(定期予防接種)について

ページID1006105  更新日 2026年4月3日

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子宮頸がんについて

子宮頸がんは、子宮の頸部という子宮の出口に近い部分にできるがんです。子宮頸がんは、若い世代の女性のがんの中で多くを占めるがんで、日本では毎年約1万人の女性がかかる病気で、毎年約3,000人の女性が亡くなっています。
子宮頸がんのほとんどはHPV(ヒトパピローマウイルス)の感染で生じること、またHPVには200種類以上の遺伝子型があり、子宮頸がんの原因となる型は少なくとも15種類あることがわかっています。感染しても、ほとんどの人ではウイルスが自然に消えますが、一部の人でがんになってしまうことがあります。

 

定期接種に使用するワクチンの効果について

HPVワクチン(9価ワクチン:シルガード9)は、200種類以上の遺伝子型があるHPVのうち、HPV6、11型及び子宮頸がんをおこしやすいHPV16、18、31、33、45、52、58型の感染を防ぐため、子宮頸がんの原因の80%から90%を防ぎます。
既に感染したHPVを排除したり、子宮頸がんやその他の病変の進行を制御したりする作用はありません。つまり、HPVに感染する前に予防することが重要になります。HPVは性的接触により感染するため、年齢の若いうちに接種を済ませておくことで、高い予防効果が見込めます。
なお、ワクチンに関する情報は、厚生労働省の作成したリーフレットや厚生労働省のホームページにも掲載されておりますので、ワクチン接種の有効性とリスクを十分に理解した上で接種を受けてください。

 

接種対象者

小学6年生から高校1年生相当の女子(標準的には、中学1年生)

接種回数と間隔

接種を開始する年齢によって、接種間隔や回数等のルールが異なります。

1回目の接種を15歳になってから受ける場合

3回の接種が必要です。
1回目の接種から少なくとも1か月以上(標準的には2か月後)に2回目を接種
2回目の接種から少なくとも3か月以上(標準的には1回目の接種から6か月後)に3回目を接種

1回目の接種を15歳になる前に受ける場合

2回の接種で終了する方法で受けることができます。
1回目の接種から少なくとも5か月以上(標準的には6か月後)に2回目を接種

なお、5か月空けずに2回目の接種を受けてしまった場合2回目から3か月以上空けて、3回目の接種が必要です。
また、希望があれば、15歳以上で始める場合と同様の間隔で3回接種とすることもできます。
いずれの場合も、対象年齢などの条件を満たしていれば、接種費用は3回目まで無料です。

接種を受ける場所

市の予防接種実施医療機関で受けます。

  1. 市内の予防接種実施医療機関は「健康づくりスケジュール」(下記にリンクあり)を参照してください。
  2. 市外の予防接種実施医療機関での接種を希望する場合は、事前に埼玉県医師会ホームページ「定期予防接種相互乗り入れ(一般向け) 接種協力医療機関名簿」で確認いただくか、接種を希望する医療機関にお問い合わせください。
  3. かかりつけ医が県外にあるなどのやむを得ない事情により、指定の予防接種実施医療機関以外で接種を受け、接種費用を自己負担した方を対象とした予防接種費用助成金制度(償還払い制度)があります。事前の手続きが必要となりますので、必ず、接種を受ける前に健康管理課予防接種担当にご連絡ください。詳しくは、「川越市予防接種費用助成金制度(償還払い制度)」をご確認ください。

接種費用について

接種を受ける方が、次に示す条件のすべてに該当すれば、接種費用は無料です。

  1. 接種日時点において、川越市に住民登録をしていること
  2. 対象者に該当していること
  3. 定められた接種間隔や回数等の接種方法を守っていること
  4. 市が指定する予防接種実施医療機関で接種を受けること

注意

対象者以外が接種した時や接種間隔を守らなかった時は、全額自己負担になります。また、市の指定する予防接種実施医療機関以外で接種を受けた時も全額自己負担となります。

接種までの流れ

  1. 接種を受ける前に、次のものを準備しましょう。
    1. 母子健康手帳
    2. ヒトパピローマウイルス感染症予防接種予診票
    3. 「予防接種と子どもの健康」または「予防接種説明書」
  2. お子さんが受ける予防接種について、「予防接種と子どもの健康」や「予防接種説明書」をよく読み、理解してください。
    また、母子健康手帳などで接種状況をご確認ください。
  3. 医療機関に予約をしてください。
  4. 接種当日のお子さんの健康状態を見ながら、予診票の必要事項を記入します。
    この時、お子さんの体調が悪そうであれば、接種を延期するようにしてください。
  5. 医療機関へ行き、「母子健康手帳」と「予診票」を提示してください。医師の診察後、予防接種を受けます。接種を受ける方が16歳未満の場合、原則として保護者の同伴が必要です。ただし、接種を受ける方が13歳以上であり、保護者が同伴できない場合は、「保護者が同伴できない場合の同意書」「ヒトパピローマウイルス感染症予防接種予診票」に保護者が署名し、接種当日にお子さんに持参させれば、本人のみで接種を受けることも可能です。

予防接種の副反応について

接種後に副反応が発生した場合は、直ちに接種した医療機関の医師の診察を受けてください。
また、「ヒトパピローマウイルス感染症の予防接種後に生じた症状の診療に係る協力医療機関」に相談することも可能です。詳しくは、厚生労働省のホームページをご覧ください。

重大な副反応

アレルギー症状:呼吸困難やじんましん等(アナフィラキシー)、神経系の症状:手足の力が入りにくい(ギラン・バレー症候群)、頭痛・嘔吐・意識低下(急性散在性脳脊髄炎(ADEM))等

その他の副反応

その他の副反応
発現割合 副反応
50%以上 注射部位疼痛
10%から50%未満 注射部位腫脹、注射部位紅斑、頭痛
1%から10%未満 浮動性めまい、悪心、下痢、注射部位そう痒感、発熱、疲労、注射部位内出血など
1%未満 嘔吐、腹痛、筋肉痛、関節痛、注射部位出血、注射部位血腫、倦怠感、注射部位硬結など
頻度不明 感覚鈍麻、失神、四肢痛など

 

接種を受けた後に副反応が起きた場合の予防接種健康被害救済制度について

予防接種によって健康被害が生じ、医療機関での治療が必要になった、または障害が残った場合に、予防接種法に基づく救済(医療費・障害年金等の給付)を受けることができます。
現在の救済制度の内容については、厚生労働省ホームページ「予防接種健康被害救済制度について」をご参照ください。

接種に当たっての注意

予防接種は体調の良いときに受けるのが原則です。病気の治療中であるなど、接種を受ける本人の健康状態が良好でない場合には、かかりつけ医に相談の上、接種するか否かを決めてください。また、診察時に正確な情報を接種医に伝えてください。

以下の状態の場合には、予防接種を受けることができません。

  1. 明らかに発熱(通常37.5℃以上をさす)がある方

  2. 重篤な急性疾患にかかっていることが明らかな方

  3. 受けるべき予防接種の接種液の成分によってアナフィラキシーを起こしたことがある方

  4. その他、医師が不適当な状態と判断した方

以下の状態の場合には、接種前に医師とよく相談しなければなりません。

  1. 血小板減少症や凝固障害を有する方
  2. 心臓血管系疾患、腎臓疾患、肝臓疾患、血液疾患、発育障害等の基礎疾患を有する方
  3. 予防接種で接種後2日以内に発熱のみられた方及び全身性発疹等のアレルギーを疑う症状を呈したことがある方
  4. 過去に痙攣の既往のある方
  5. 過去に免疫不全の診断がなされている方及び近親者に先天性免疫不全症の方がいる方
  6. 本剤の成分に対してアレルギーを呈するおそれのある方
  7. 妊婦又は妊娠している可能性のある女性

接種を受けた後の注意

  • 急な副反応が生じることがありますので、接種後30分程度は医療機関に留まり、座って様子を見てください。
  • ワクチンを受けることに対する緊張や、強い痛みをきっかけに立ちくらみや、血の気が引いて、時に気を失うことがあります。
  • 接種当日は安静を保って、激しい運動は控えてください。
  • 接種当日の入浴は差し支えありません。
  • 予防接種をした部位は清潔に保ち、こすらないように気をつけてください。
  • 予防接種後28日間は緊急性のない場合、抜歯、扁桃腺手術、ヘルニア手術等は避けてください。
  • 接種の途中で妊娠が発覚した場合、または妊娠の可能性がある場合は医師とよくご相談ください。

 

HPVワクチンとがん検診について

HPVワクチンの接種をしても、子宮がんを完全に防ぐことはできません。国のリーフレットによると、予防効果は9価ワクチンで80%から90%とされています。子宮がんを早期に発見するためにも、がん検診を定期的に受けましょう。
川越市では、20歳以上の方は、2年度に1回、子宮がん検診を受けることができます。
詳しくは次のリンクからご確認ください。

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保健医療部 健康管理課 予防接種担当
〒350-1104 川越市小ケ谷817番地1
電話番号:049-229-4123 ファクス番号:049-225-2817
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