感染症ジャーナルかわごえ〈市内の感染症発生状況〉

ページID1013879  更新日 2025年8月8日

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令和7年度お盆期間中(8月9日(土曜日)から8月17日(日曜日))の医療機関への受診について 

上記の期間中は、医療機関の診療体制(曜日・時間等)が変則的になることが想定されます。受診をする際には、事前に医療機関に予約または連絡をしてから受診することをお勧めします。埼玉県では、ホームページ上で上記期間中の県内医療機関の診療情報を提供しています。下記URLからご確認ください。

 また、受診をするか迷ったときは、♯7119(埼玉県救急電話相談)もご活用ください。

定点把握対象感染症

感染症発生状況について

第23週から第26週【令和7年6月2日(月曜)から令和7年6月29日(日曜)】における市内の感染症発生状況の報告です。

川越市内を含めた埼玉県内の感染症の最新発生状況については、以下のリンクをご覧ください。

定点対象疾患

週報

  • 急性呼吸器感染症(ARI)定点対象疾患(インフルエンザ、新型コロナウイルス感染症、急性呼吸器感染症)
  • 小児科定点対象疾患(RSウイルス感染症、咽頭結膜熱、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、感染性胃腸炎、水痘、手足口病、伝染性紅斑、突発性発しん、ヘルパンギーナ、流行性耳下腺炎)
  • 眼科定点対象疾患(急性出血性結膜炎、流行性角結膜炎)

月報

  • 性感染症定点対象疾患(性器クラミジア感染症、性器ヘルペスウイルス感染症、尖圭コンジローマ、淋菌感染症)
定点医療機関について

 埼玉県から指定を受けた医療機関に報告のご協力をいただいています。川越市内の定点医療機関数は以下のとおりです。

定点医療機関数
急性呼吸器感染症(ARI)定点

9

小児科定点

5

眼科定点

2

性感染症定点

3

 

全数把握対象感染症

感染症 トピックス!

ダニによる感染症に気をつけましょう

ダニ媒介感染症とは、病原体を保有するダニに刺されることによって起こる感染症のことです。

ダニによる感染症は日本紅斑熱やつつが虫病などが知られていますが、平成25年以降、新たな感染症として、重症熱性血小板減少症候群(SFTS)が確認されています。

これまでのところ、SFTSの患者は、西日本を中心に発生していますが、徐々に患者発生が確認された地域が広がっています。

人が野外作業や農作業、レジャー等で、これらのダニの生息場所に立ち入ると、ダニに刺されることがあります。

ダニがウイルスや細菌などを保有している場合、刺された人が病気を発症することがあることから注意が必要です。

山や草むらでの野外活動の際は、長袖、長ズボンを着用し、サンダルのような肌を露出するものは避けるなど、ダニに刺されないよう対策をしましょう。

 

主なダニ媒介感染症

つつが虫病

  • つつが虫病リケッチア(Orientia tsutsugamushi)による感染症です。
  • 病原体を保有しているツツガムシ(ダニの一種)に刺されることによって感染します。
  • 春~初夏、および秋~初冬の2つの発生ピークがあります。
  • 潜伏期間は5~14日です。
  • 主な症状は、発熱、発疹、刺し口の3つです。
    39℃以上の高熱を伴って発症し、皮膚にはダニの刺し口がみられ、その後数日で体幹部を中心に発疹がみられるようになります。また、倦怠感、頭痛、リンパ節の腫脹がみられることも多いです。

日本紅斑熱

  • 日本紅斑熱リケッチア(Rickettsia japonica)による感染症です。
  • 病原体を保有しているダニに刺されることによって感染します。
  • 例年5~10月にかけて、報告数が増加しています。
  • 潜伏期間は2~8日です。
  • 主な症状は、発熱、発疹、刺し口の3つです。
    頭痛、発熱、倦怠感を伴って発症し、発疹は四肢から体幹に広がります。

重症熱性血小板減少症候群(SFTS)

  • フェヌイウイルス科バンダウイルス属の重症熱性血小板減少症候群(SFTS)ウイルスによる感染症です。
  • 病原体を保有しているマダニに刺されることによって感染することがほとんどですが、ヒトからヒトへの感染も報告されています。
  • 潜伏期間は6~14日です。
  • 発熱、消化器症状(食欲低下、嘔気、嘔吐、下痢、腹痛)が主な症状です。頭痛、筋肉痛、神経症状、リンパ節腫脹、出血症状がみられることもあり、致命率は約10〜30%程度とされています。

詳しくは下記リンクをご確認ください

関連情報

関連リンク

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保健医療部 保健予防課 感染症担当
〒350-1104 川越市小ケ谷817番地1
電話番号:049-227-5102 ファクス番号:049-227-5108
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