A群溶血性レンサ球菌咽頭炎

ページID1013875  更新日 2024年11月26日

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A群溶血性レンサ球菌による上気道の感染症です。
いずれの年齢でも起こり得るが、特に学童期の小児がもっとも頻回に罹患する細菌性感染症のひとつです。

症状

突然の発熱と全身倦怠感、咽頭痛、苺状の舌など
しばしば嘔吐がみられます。

合併症

肺炎、髄膜炎、敗血症、リウマチ熱、急性糸球体腎炎など

潜伏期間

2から5日

感染経路

接触感染

A群溶血性レンサ球菌が付着した手で口や鼻に触れることで感染します。
ヒトとヒトの接触が増加するときに起こりやすく、家庭、学校などの集団での感染も多く見受けられます。

飛沫感染

A群溶血性レンサ球菌に感染している人が、咳やくしゃみ、あるいは会話などをした際に、口から飛び散るしぶきを浴びて細菌を吸い込むことで感染します。

治療

抗菌薬の内服。治療が治まっても、医師の指示通りに継続して内服することが必要です。

拡大防止

患者との濃厚接触を避けることが最も重要です。特に急性期は感染力が強いです。
有効なワクチンはありません。

予防

手洗い、うがいなどの一般的な予防法の励行。
流行期のマスクの着用も効果的です。

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