伝染性紅斑(りんご病)について
伝染性紅斑とは?
症状
5から9歳が好発年齢で、中学生ぐらいまでのお子さんに多い病気です。
両頬(ほお)に出現する紅斑を特徴とするウイルスによる病気です。
頬がりんごのように赤くなることから、「りんご病」とも呼ばれています。
10から20日の潜伏期間を経て、頬に境界鮮明な赤い発疹が現れ、続いて手・足等に網目状の発疹がみられます。これらの発疹は1週間前後で消失し、ほとんどは合併症を起こすことなく自然に回復することが多い病気です。
頬に発疹が出現する1週間くらい前に風邪のような症状がみられることもあります。
感染経路
ウイルスが唾液や鼻水、痰などとともに排出され、それを吸い込んだり、タオルや食器などを介して感染します。ただし、ウイルスが排出されるのは、紅斑が出現する1週間くらい前で、「かぜをひいたかな?」という時期に限られます。したがって、りんご病と診断されたときには感染力はほとんどありません。
感染しないためには?
- 普段からの手洗い・うがいの徹底が大切です。
(感染を防ぐための予防接種はありません。) - 伝染性紅斑と診断がついたころには感染力は無くなっているので、学校の出席停止等の必要はありません。
※基本的には経過が良好な病気ですが、妊娠中の方が感染すると胎児に影響が出る場合がありますので、お住まいの地域で伝染性紅斑が流行している時期は、「かぜ」の症状がある人に近づかないことが大切です。
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保健医療部 保健予防課 感染症担当
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