麻しん(はしか)

ページID1006188  更新日 2025年4月8日

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現在、国内での麻しん患者の報告が増加しており、海外においては麻しんの流行が報告されています。海外渡航後の感染や国内での感染に注意が必要です。
今後、麻しんを疑う症状が現れた場合は、受診をする前に必ず医療機関に連絡をして、医療機関の指示にしたがって受診をしてください。

麻しん(はしか)とは?

麻しんウイルスを原因とする感染症で、せき・くしゃみに含まれるウイルスによって、空気・飛沫・接触感染を起こします。
感染力が非常に強いことが特徴です。

症状

発熱、咳、鼻水といった風邪のような症状がでます。熱が一時下がる頃、コプリック斑(口の中の粘膜にできる1ミリメートルくらいの白い斑点)が出現します。一時下がった熱が再び高くなり、発疹が広がります。

潜伏期間

10日から12日です。

感染期間

症状出現前日から、解熱後3日まで感染力があります。発熱後、発疹が出るまでの時期が特に感染力が強いといわれています。

感染を防ぐには?

麻しんは感染力が強く、空気感染もするので、手洗い・マスクのみでは予防できません。予防接種が最も有効な予防法です。麻しんワクチンを接種していない方で、麻しん(はしか)にかかっていない方は、麻しんワクチンを接種しましょう。

麻しんを疑う症状が現れた方へ

  • 受診する前に、必ず医療機関へ電話等で麻しんの疑いがあることを伝え、受診方法を確認してください。
  • 受診の際は、マスクを着用し、医療機関の指示に従ってください。
  • 医療機関への移動の際には、周囲の方に感染させないよう公共交通機関等の利用を避けてください。

海外に旅行を予定されている方へ

旅行前の準備

  • 麻しんにかかったことや麻しん含有ワクチン(MRワクチンまたは麻しんワクチン)の予防接種歴を母子手帳などで確認しましょう。
  • 予防接種歴や麻しんにかかったかどうかが不明な方は、抗体検査の実施やワクチン接種の要否について、かかりつけ医にご相談ください。
  • 海外渡航の際は、渡航先の麻しん(はしか)の流行状況を確認しましょう。

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〒350-1104 川越市小ケ谷817番地1
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