市指定史跡 牛塚古墳

ページID1003903  更新日 2024年11月22日

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写真:牛塚古墳

名称
牛塚古墳
よみ

うしづかこふん

種別
市指定記念物 史跡
所在地
的場2473
指定年月日

昭和33年3月6日

所有者
法城寺
文化財の概要

入間川沖積地を南に臨む台地に造られた前方後円墳である。『新編武蔵風土記稿』「高麗郡六」「的場村」の項に風景挿絵とともに牛塚及び隣接する古墳に関する記載がある。その他の古文献にも当地域一帯は、前方後円墳を含む多数の古墳や埴輪、また横穴式石室の石材と見られる川原石の存在が記され、古墳群があった事が知られる。
昭和40・41年に発掘調査が行われ、形状規模が確認された。全長47m、後円部径27m、同現高3.25m、前方部幅27m、同現高3.75m。3段築成で楯形周溝をもつ。埋葬施設は川原石積みの横穴式石室であるが、二次追葬にあたっては石室床面を盛土し、側壁部も新たに作り直して埋葬するという変則的埋葬施設になっていた。
それぞれから副葬品が出土し、墳丘くびれ部からは須恵器が発見されている(出土品は考古資料の項で解説)。古墳造営年代は7世紀初頭前後で最終末の前方後円墳である。

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