市指定史跡 三芳野神社
- 名称
- 三芳野神社
- よみ
- みよしのじんじゃ
- 種別
- 市指定記念物 史跡
- 員数
- ー
- 所在地
- 郭町2-25-11
- 指定年月日
-
昭和33年3月6日
- 所有者
- 三芳野神社
- 文化財の概要
-
三芳野神社は、本社の歴史等を記した『三芳野天神縁起』によると、その創始は、平安時代初期の大同年間(806から810)と伝える。室町時代中頃、扇谷上杉持朝の命で太田道真・道灌父子が河越城を築城した際、北野天満宮を合祀し、以後、城の鎮守として本丸内に鎮座してきた。
家康・秀忠・家光の3代将軍は川越への御成(おなり)が多く、川越城の本丸御殿は御成御殿に使用されていたことから、将軍の崇敬も厚く、寛永元年(1624)家光は、幕府老中でもある酒井忠勝に三芳野神社の復興を命じ、翌年遷宮式が行われた。その後、江戸時代を通じて幕府直営社としての格式を誇った。
境内の有様は『三芳野天神縁起』の他、江戸図屏風などに描かれており、時代ごとの建物の変遷をうかがい知ることができる。江戸時代の建造物が多く遺り、現在に至るまでの修理の経過が明瞭に残る貴重な史跡である。
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