市指定史跡 浅間神社古墳

ページID1003900  更新日 2024年11月22日

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写真:浅間神社古墳

名称
浅間神社古墳
よみ
せんげんじんじゃこふん
種別
市指定記念物 史跡
員数
所在地
富士見21-1
指定年月日

昭和47年2月8日

所有者
浅間神社
文化財の概要

東西35m、南北38m、高さ6mほどの大型円墳である。墳頂に仙波浅間神社が鎮座している。近隣の愛宕神社古墳(市指定史跡)を含むこの地域一帯は『武蔵三芳野名勝図会』に「此の辺の野中に百塚あり」との記載があり、同書にはこれらの中で最も大きいのが富士浅間の山と愛宕の山だとあるので、江戸時代から大きな塚として知られていたのであろう。また周辺一帯に古墳群が形成されていたことが分かる。山巡りのための階段がつくられているので墳丘は大きく変形している。かつて古墳周溝の遺構と思われるくぼみが遺っていたと伝えられているが、現在は宅地化されていてその面影はない。
埋葬施設や出土品などの記録はないが、埴輪片が採集されないので7世紀代の古墳と推測される。
江戸時代より続く仙波浅間神社の「初山」が毎年7月13日におこなわれ、現在も富士山に見立てた古墳を登り、多くの人が参拝している。

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