大きなラジオと小さなラジオ

ページID1013749  更新日 2024年11月29日

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はなこさんのはなし

ラジオ放送がはじまったのは、大正14年(1925)のことでした。今のラジオはスイッチを入れるとすぐ音が出ますが、昭和3年(1928)に登場(とうじょう)したラジオは、真空管(しんくうかん)式ラジオといい、スイッチを入れても温まるまでは音がでませんでした。また、大きさも今のラジオとくらべるとたいへん大きなものでした。
私のおじいちゃんは、野球(やきゅう)や相撲(すもう)の番組をはじめ、ラジオドラマの人気番組をきくのがとても楽しみだったそうです。ドラマをやっている時間は、家族みんながラジオの前に集まり、むちゅうになってきいていたことを今でもよくおぼえているそうです。私のおばあちゃんは、ラジオを台所において、歌や音楽をききながら夕はんの用意をしていたそうです。
お父さん、お母さんが子どものころには、より小さなトランジスタ式ラジオにかわっていて、持ち運(もちはこ)びが便利(べんり)になったそうです。

写真:ラジオ

写真のラジオについて

大きなラジオ(真空管式ラジオ)

  • 大きさ 高さ28cm はば54cm おくゆき19cm
  • いつから 昭和33年(1958)~
  • ねだん 12,900円

小さなラジオ(トランジスタ式ラジオ)

  • 大きさ 高さ16cm はば30cm おくゆき10cm
  • いつから 昭和37年(1962)~
  • ねだん 9,800円

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