市指定文化財 芳地戸のフセギ

ページID1004059  更新日 2024年11月29日

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写真:芳地戸のフセギ1

写真:芳地戸のフセギ2

名称
芳地戸のフセギ
よみ
ほうぢどのふせぎ
種別
市指定文化財 無形民俗
所在地
笠幡地区
指定年月日
昭和47年2月8日
所有者
尾崎神社
備考

毎年春の彼岸の中日(春分の日。3月20日または21日)に行われる悪魔祓いの行事である。
享保6年(1721)に疫病が流行したことから始まったといわれ、古式をよく伝えている。
行事当日は、午前中に尾崎神社境内で神輿と辻札を作る。
神輿は、わらの台座を作り、竹を渡して担ぎ棒とする。
その上に四角の木製の台を置き、中央にご神体を取り付ける。
台の縁にある15ヶ所の穴に榊の枝を挿し、その周囲に注連縄を回す。
台の四隅には樫の小枝をくくりつける。
辻札は陰陽2種あり、篠竹に御札をはさんだものと、紙垂と輪飾りをはさんだものがあり、先端に藁で作ったボンテンをつける。
午後は神社社殿でふせぎの祈祷を行うと、村回りの行列が出発する。
ふれ太鼓を先頭に、辻札を子どもたちが持ち「よーいど まだ まだ」とはやしながら進む。
各家の玄関口では、家人にお祓いをし、神社札を門口に貼る。
行列は早足で進み、2時間半ほどの行程である。
村回りが終わると、村の境9ヶ所に辻札を立てる。

開催情報

日時

  • 令和6年3月20日(水曜・祝日)
  • 午前9時00分頃、尾崎神社境内で神輿・辻札作り。
  • 午前11時00頃、昼休憩
  • 午後1時00分頃、尾崎神社を出発し、地区内巡行。

会場

  • 尾崎神社(地図については次のページをご覧ください)、ほか

備考

  • 当日は、天候等の事情により中止や日時の変更をする可能性があります。
  • 会場までは、公共交通機関をご利用ください。

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