市指定文化財 的場小川家のツゲ

ページID1004045  更新日 2024年11月22日

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写真:小川家のツゲ
的場小川家のツゲ
名称
的場小川家のツゲ
よみ
まとばおがわけのつげ
種別
市指定文化財・天然記念物
所在地

的場

指定年月日
平成22年2月24日
所有者
個人
備考

小川家のツゲは、和名イヌツゲ(犬黄楊)の植物である。イヌツゲは本州以南に生育する常緑の低木で、5~6月に花をつけ、秋に黒い実を熟する。なお櫛などの細工に使われるホンツゲがツゲ科に属するのに対し、イヌツゲは庭木として通常ツゲと呼ばれ、モチノキ科に属する。
小川家のツゲは樹高が約5メートル、地上から1.3メートルのところで8本に枝分かれし、最も太い枝の幹周りは2メートルある。イヌツゲはホンツゲの代用になることがあるように材質は緻密で、そのため大きく生育することは珍しい。そのような中でこのツゲは、庭木としてよく手入れが行き届き、樹勢も旺盛で、大きな半球状に成長している。
樹齢については確かな記録はないが、現在の小川家の当主が9代目で当家は享保5年(1720)に現在の地に屋敷を構えたと伝えられており、そのときに幼木を植えたとすればツゲの樹齢は約300年と推定される。

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