国指定重要文化財 紙本著色職人尽絵
最終更新日:2023年9月6日
紙本著色職人尽絵(桶師・畳師)
名称 | 紙本著色職人尽絵 |
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よみ | しほんちゃくしょくしょくにんづくしえ |
種別 | 重要文化財・絵画 |
員数 | 1双 |
所在地 | 小仙波町1-20-1 |
指定年月日 | 大正3年4月17日 |
所有者 | 喜多院 |
文化財の概要 | 本屏風は、風俗史及び職能民研究上きわめて著名なもので、六曲一双(ろっきょくいっそう)屏風の各曲に2図宛ずつ貼付されており、合わせて24図ある。紙本極彩色からなり、各図の大きさは縦57.8センチメートル、横43.6センチメートルを測る。絵の筆者は、捺された壺形の印章から狩野吉信(よしのぶ)と認められる。吉信は号を晶庵と称し、狩野派に所属した画家で、寛永17年(1640)89歳で没している。作品数の少ない吉信の代表作 に挙げられるもので、描かれた年代は不明だが、近世初頭の京都の職人風俗 をあらわしたものと考えられる。取りあげられている職種は、桶師と畳師が 同じ画面に収められていることから、以下の25種となる。 仏師、傘師、革師、鎧師、経師(きょうじ) 、糸師、形置師、筆師、扇師、檜物師、研師(とぎし) 、弓師、数珠師(じゅずし) 、鍛冶師、機織師、刀師、矢細工師、蒔絵師、行縢師(むかばきし) 、 番匠、桶師・畳師、縫取師、纐纈師(こうけちし)、藁細工師。 |
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