河越館跡 史跡整備第7次調査
1 史跡の概要
- 国指定 昭和59年12月6日
- 史跡面積 48,269.18平行メートル(うち常楽寺境内は5,447.18平行メートル)
- 平成7年度から継続的に調査(国庫補助事業は平成13年度から)
- 平成12年度「河越館跡整備基本計画」策定
2 第7次調査の目的(テーマ)
- 常楽寺北側の微高地部分の遺構の確認
- 第1次調査検出の2・4号堀の周辺の状況の確認
- 第1・2・6次調査検出の堀の展開の確認
3 第7次調査の概要
- 堀が南北方向に多く展開している。(5・7・8・10・23・24堀、30・34溝)
- 地下式坑が東に多く、西に少ない。板碑・巨石(庭石か?)・面的に広がる礫などの廃棄の様子が見られる。
- 石製遺物の廃棄→板碑・巨石(庭石か?)・礫
- 1号特殊井戸(横桟支柱型井戸)の検出。
4 第7次調査までの成果
- 鎌倉時代の遺構は東側に分布
- 堀の時代の判定→礫の面的な出土。重複関係。
- 上杉氏上戸張陣の影響→石製遺物の廃棄
- 旧常楽寺の範囲の推定→1号特殊土坑の位置から西にあったと考えられる。
- 堀区画の性格
- 史跡範囲内の時代ごとの土地利用の推移


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