タッチアートコーナー(過去の展示) 平成30年度
斉藤和子 彫刻展
3月28日(水曜)から6月17日(日曜)

彫刻家・斉藤和子(1960- )の作品を紹介します。
石を素材とする斉藤の作品は、流動的な造形と滑らかな肌合いを特徴とします。ある時はねじれるような、またある時は沸き立つような変化に富む形体は、洗練された躍動感で溢れています。
このたびは、新作を含む石彫作品約15点を展示し、斉藤の独特な作品世界をご覧いただきます。作家のご厚意で、手袋着用の上、触っていただくことも可能です。
ワークショップ「石のかけらを磨こう」
5月13日(日曜) 午後1時30分~4時
絵本展示「にじいろのさかな原画展 マーカス・フィスターの世界」
6月26日(火曜)から9月17日(月曜・祝日)
特別展「刊行25周年記念 にじいろのさかな原画展 マーカス・フィスターの世界」(会期:7月28日から9月9日)に出品されている原画の絵本をはじめ、マーカス・フィスターの絵本を展示します。その場で読んでいただけます。
石上城行-記憶にふれるとき-
9月20日(木曜)から12月16日(日曜)

テラコッタを主な素材とする彫刻家・石上城行(いわがみしろゆき、1968- )は、2006年以降「記憶」をキーワードに制作を続けています。単純化した具象モティーフを丸みを帯びた柔らかな造形で表現する作品は、常に変化する捉えがたい「記憶」をどうにかかたちに留めようとする、石上の挑戦の結晶です。
このたびは、近作および新作10点を紹介します。作家のご厚意により、手袋着用の上、触っていただくことができます。
ワークショップ「けずって作ろう、私のカタチ」
9日29日(土曜) 午後1時30分から午後4時
海崎三郎彫刻展
12月20日(木曜)から3月24日(日曜)

彫刻家・海崎三郎氏(1952- )は鉄を使った立体作品を制作しています。特にガウジングと呼ばれる技法を用いて、高温の鉄で鉄を溶かし、そこから生まれる偶然性をも含んだ抽象的な形を創り出しています。また、造られた薄さ又は厚さを意識し、鉄の重さと軽さ、硬さと軟らかさの間に身を置くことで、作家は鉄の無垢性に内包される鉄の負のエネルギーの在り方を探究しています。
本展では16点の作品を紹介し、その内1点は素手で触れて鑑賞できる作品となっています。鉄の持つ重さや冷たさなど表情とともに鉄のエネルギーを肌で感じ、造形と併せて堪能していただきます。
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