タッチアートコーナー(過去の展示) 令和3年度

ページID1013610  更新日 2024年11月22日

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「天體、noone+X」伊藤一洋ブロンズ彫刻展

2020年12月17日(水曜)から2021年6月20日(日曜)

写真:伊藤一洋の作品
《天體No.31》2019年

当館の無料鑑賞スペース「タッチアートコーナー」は、ふだん美術あるいは美術館にあまりなじみのない方々が、気楽に美術に親しんでいただける展示室です。このたびは、彫刻家・伊藤一洋(1972- )を紹介します。
近年の伊藤は蝋型鋳造によるブロンズ作品を集中的に制作しています。人間のパーツを連想させる厳かな造形と、蝋原型ならではの溶け出すような豊かなマチエールが伊藤作品の大きな特徴です。本展では、「天體」シリーズ、「no one」シリーズをはじめとする近作および新作、約20点を展示します。
新型コロナウイルス感染防止のため触察はできませんが、その分じっくりご鑑賞いただき、触り心地を想像してみてください。

関連事業「黄金のブロンズ溶解デモンストレーション」

2021年4月25日(日曜) 午後1時30分から3時

タムラサトル展 100の白熱灯のための100のスイッチ #5

2021年6月29日(火曜)から2021年9月20日(月曜・祝日)

写真:タムラサトルの作品
(参考作品)《100の白熱灯のための100のスイッチ #4》2019年

タムラサトルが創造する作品の共通点は、電気を動力としていること、そして「装置」と呼びたくなる構造であることです。絵画・彫刻・工芸といったこれまでの美術ジャンルの枠組みから解放された作品は、現代社会のインフラである電気によって命を吹き込まれ、インフラとは縁遠いはずの作品からにじみ出るユーモアは、私たちの心に作用して感情を動かします。「くだらない」「面白い」「呆れた」「楽しい」…あなたはどんな感想を持つでしょうか。
本展では、作家が愛してやまない素材のひとつである白熱灯を用いた《100の白熱灯のための100のスイッチ》シリーズを、会場に合わせたアレンジで披露します。電球の配列どおりに並べられたスイッチを鑑賞者が入り切りすることで(スイッチを触る前に消毒を忘れずに!)、作品は輝きを増します。
新型コロナウイルスに翻弄され続ける現実から少し離れて、作品をお楽しみいただければ幸いです。

ジュニアアートスクエア「顔ランプをつくる」

2021年8月28日(土曜) 午後10時から正午

四家真理子彫刻展

2021年9月23日(木曜・祝日)から2021年12月19日(日曜)

写真:四家真理子の作品
《今日も、明日も、あさっても #3》2018年

コロナ禍による臨時休館で3日間のみの公開となってしまった昨年春の展覧会の再企画展として、改めて、彫刻家・四家真理子を紹介します。
花崗岩や砂岩を好む四家の作品は、らせん状の柱が上下に何本も突き出る造形を特徴とします。この造形に四家は、ものごとの見えない側面に広がっているかもしれない世界の可能性を重ねています。
本展では、新たに制作された3点が展示作品に加わりました。新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から触察はご遠慮いただいていますが、視覚をフル活動させて、四家の独特な作品世界をお楽しみください。

櫻井かえで彫刻展

2021年12月23日(木曜)から2022年3月27日(日曜)

写真:櫻井かえでの作品
《エベレストラ》2019年

彫刻家・櫻井かえで(1974- )は主に木を素材とした作品を制作しています。動物と物との意外な組み合わせにより、この世に存在しない物を作品として造り出しています。木の存在が強く感じられる仕上げで、アクリル絵の具で着色されています。タイトルには組み合わせたもののヒントが隠されており、見ながら推測するのも一興です。真面目であるにもかかわらず、なぜかユーモアを感じさせる作品です。
通常は作品に触れて鑑賞できるタッチアートコーナーですが、本展は新型コロナウィルス感染症感染防止のため、作品に触れての鑑賞はありません。ご了承ください。

1月のジュニアアートスクエア「木で魚を作ろう」

2022年1月29日(土曜) 午前10時から正午

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