断水に備えましょう
水っていつでも蛇口をひねると出るものと思っていませんか?
しかし、ある日突然、なんの前触れもなく、水が出なくなることがあります。
断水の発生です。断水が起こると様々な問題が起きますので、最低限の備えをしておくことが重要です。
ここでは、なぜ断水が起こるのか。そして、どのように備えたらよいのかについてQ&A方式でお答えします。
断水の主な原因について
Q.なぜ断水が起こるのですか?
A.
- 水道本管の老朽化に伴う漏水によるもの
- 水道工事や道路工事等によるもの
- マンション等の受水槽の故障によるもの
- 凍結に伴う管の破損によるもの
- 災害等によるもの
などで断水が起こります。
Q.水道本管が老朽化するとなぜ断水するのですか?
A.老朽化で耐久性が低下した水道本管が、破損することにより漏水することがあります。漏水した水道本管の修繕工事をする際に断水する場合があります。
Q.水道工事や道路工事でなぜ断水するのですか?
A.水道本管を更新する工事や道路工事等による水道本管を移設するなど工事内容によっては、断水する場合があります。工事の対象区域となる方には、あらかじめ断水する日時等をお知らせします。
Q.マンション等の受水槽が故障するとなぜ断水するのですか?
A.マンション等に受水槽が設置されている場合は、受水槽、増圧ポンプ、高架水槽を使って、各住戸に水を供給しています。そのため、故障によりこれらの設備が止まると断水します。
また、受水槽及び高架水槽がなく、増圧ポンプのみで送水している建物についても、増圧ポンプが故障すると断水します。なお、受水槽等が故障していない場合でも、停電により、増圧ポンプ等の設備が止まると断水します。

Q.どのような場合、凍結に伴う管の破損が起こるのですか?
A.水道本管は地中深く埋設しているため、凍結することはありません。個人宅で使われている水道管等では、外気温がマイナス4度を下回ると、地上に露出している部分や水道管の埋設の深さが浅い部分では、凍結や凍結に伴う破損が原因で断水する場合があります。
Q.どのような災害によって断水するのですか?
A.集中豪雨により、洪水を伴う道路陥没による水道本管の破損や浸水による水道施設の機能停止、大規模停電による浄水場の停止、落雷による機械設備の故障等が原因で断水が起こります。
断水の備えや対応について
Q.断水に備えてどのようなことができますか?
A.日頃から飲料水(ペットボトル)などを備蓄しておきましょう。また、お風呂の残り湯を浴槽に溜めておくと断水の際にトイレなどに使用できます。(小さなお子様がいるご家庭では、事故の恐れがあるため、お風呂の入り口のカギを閉めておくなどして注意してください。)
また、給水袋や給水タンクを備えておくことで、避難所等から自宅まで水を運ぶことが可能になります。
Q.マンション等で断水が起こったらどこに連絡したらよいですか?
A.受水槽等の設備の故障や停電で断水が起こった場合は、施設の管理者(管理会社など)に連絡してください。連絡先はあらかじめ確認しておきましょう。
Q.マンション等の施設の管理者(管理会社など)は、どのような備えができますか?
A.
- アパートやマンションなどの居住者へ、断水の際の緊急連絡先などを周知してください。
- 建物にある受水槽、増圧ポンプ、高架水槽などの故障が原因で、断水が起きないように定期的に点検を行ってください。
Q.冬期の凍結への備えはどのようにしたらよいですか?
A.地上に露出している部分などの凍結しやすい場所は、露出している部分に保温材をまくなどして凍結しないように備えてください。
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