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市指定有形文化財 湯花用大釜

最終更新日:2023年11月30日

名称

湯花用大釜

よみ ゆばなようおおがま
種別 市指定有形文化財 歴史資料
員数 1口
所在地 古谷本郷1408-1
指定年月日

平成12年4月7日

所有者 古尾谷八幡神社
文化財の概要

 この大釜は湯花(湯立)神事に使用する釜で、「湯花」は釜に入れた御神水が沸騰時に湧き上がる湯の泡を表した「湯玉」を示すと考えられる。神事は、湯花の様子によってその年の豊作を占い、釜の湯を笹の枝で参詣した人たちに振りかけて、災厄を祓ったとされる。
 古谷本郷地区の人々の稲作・農耕に関わる一連の行事として、豊作祈願・実りへの感謝、無病息災を祈願する祭祀があったことを物語る歴史資料である。社伝によると、元禄元年(1688)の古尾谷八幡神社の記録に1月15日と9月14日に「神子湯立て 一、御供米一升 小豆二カン 一、御神酒一荷」と記されていたとされる。その後、明治13年に湯立て神事の記録があるが、以後の記録はない。
 釜の口縁部外径は55.3センチメートル、大釜鍔部の直径66センチメートル、高さ41センチメートルを測り、重量は 30.5キログラムで、口縁部外周には、「八幡宮御寶前 武州入間郡古尾谷本郷 斉藤伝兵衛 同名甚五兵衛 同名兵右門 鈴木八良兵衛 野村源右門 金子次良右門 嶋田又左門 吉崎甚五左門 榎本源兵衛 冶工小河理左衛門重久」「別當灌頂院廿九世圓咸法印 吉崎四良兵衛 粕谷太兵衛」とあり末尾に「正徳四年甲午年三月十五日」と刻銘されている。なお、「冶工小河理左衛門重久」は、神明町の鋳物師小川家の6代目の人物と考えられる。

お問い合わせ

教育委員会 教育総務部 文化財保護課 管理担当
〒350-8601 川越市元町1丁目3番地1
電話番号:049-224-6097(直通)
ファクス:049-224-5086

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