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市指定有形文化財 原家住宅

最終更新日:2023年10月12日


原家住宅

名称 原家住宅
よみ はらけじゅうたく
種別 市指定有形文化財 建造物
員数 1棟
所在地 幸町7-1
指定年月日

昭和56年12月25日

所有者 個人
文化財の概要

 この建物は、当時呉服商を営んでいた山本平兵衛が建てたもので、長喜院の参道と一番街の通りに面する角地にある。建築年代については、棟札から、大火直後の明治26年(1893)5月24日に棟上げされたことがわかる。棟札には建主と、工事に携わった高柳鉄五郎(大工棟梁)、大野高蔵(杣)、渡辺房吉(左官)、富沢久助(石工)、小川清之助(鳶)の名前も明記され、川越の土蔵造町家建設に関わりのある職人たちが名を連ねている。
 外観は角地の立地条件を活かした独特な屋根形態が特徴であり、表通り側 を切妻造、長喜院参道側を入母屋造とし、入母屋の妻飾りに木製の懸魚が施され、格式のある構えを見せている。さらに2階の軒先では出桁の上に4段の蛇腹を回し、下屋屋根に目塗台を置き、観音開扉の窓も表通り側に3連、長喜院参道側に2連開けるなど豪華な外観である。なお、長喜院参道側の観音開扉は、山崎もち亀屋と同様、隣接する扉同士が開いた時に再び合わさるようになっており、左官職人の技と心意気を強く感じさせてくれる。間口4間奥行2間半の店蔵には矩かね折おり状に3尺の下屋が回る店蔵に続いて北側が塗籠められた2階建の住居部分が配され、背後に4棟の蔵が連続している。これらの蔵の中で一番街の通りに近い方の蔵には「明治五年壬申年四月吉日」と墨書してあり、大火以前の蔵であることがわかる。
 以上のように、原家住宅の建物は、職人の技の粋を結集させて建てられた建築であり、川越を代表する土蔵造町家の一つとして貴重である。

お問い合わせ

教育委員会 教育総務部 文化財保護課 管理担当
〒350-8601 川越市元町1丁目3番地1
電話番号:049-224-6097(直通)
ファクス:049-224-5086

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