令和7年度病害虫発生予察注意報第1号「ムギ類赤かび病」(令和7年5月16日)
概要
本年の熊谷のアメダスデータから推定される赤かび病子のう胞子飛散好適日は、4月1日から4月30日までの積算日数が11日(平年同期9日)と過去10年で4番目に多く、5月1日から13日までの積算日数は11日に達しています。
なかでも、4月24日から5月13日までの20日間では子のう胞子飛散好適日の出現が16日に達しており、11月下旬以降に播種した小麦が最も感染しやすい開花期と子のう胞子飛散好適日が完全に一致しています。
また、播種が12月上中旬となった小麦ほ場では5月上旬から開花期となっており、降雨に遭遇する頻度が高くなっています。
埼玉県が実施している5月上中旬の病害虫発生状況調査では、複数の調査地点で各麦種とも本病の発生が見られます。
今後、5月下旬にかけて気温の高い曇雨天が見込まれ、病原菌が増殖しやすい状況のため、本病の急速な蔓延が懸念されます。
小麦で発生が見られるほ場では、追加の防除を実施しましょう。
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