県指定無形民俗文化財 老袋の万作


- 名称
- 老袋の万作
- よみ
- おいぶくろのまんさく
- 種別
- 県指定民俗文化財 無形民俗文化財
- 所在地
- 下老袋地区
- 指定年月日
- 昭和52年3月29日
- 所有者
- 老袋万作保存会
- 備考
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4月第2日曜日、老袋氷川神社の春祈祷の日に、境内に舞台を掛けて行われる。明治25年(1892)頃、出丸中郷(現川島町)の「紺屋のマッツァン」という人から習ったのが始まりと伝えられ、村の祭りに参加したり、新築の農家などに招かれて踊った。農家では座敷が舞台になり、見物人は庭で見たものである。
当初は踊り(万作踊り)だけであったが、やがて老袋出身の忍川屋村田銀蔵が中心となって芝居(万作芝居)も演じるようになった。昭和13年(1938)頃までは盛んに演じられたが、その後衰退し、昭和38年に復活した。
一般に万作には、手踊り・万作芝居・茶番狂言があるが、老袋ではいずれも伝承し、豊富な内容を誇っている。手踊りには「下妻踊り」「伊勢音頭」「鈴木主水(もんど)」「白枡粉屋(しらますこなや)」があり、太鼓・摺り鉦・四ッ竹で拍子をとり、唄に合わせて軽快に踊る。万作芝居には「笠松峠」「お半長右衛門」「焼山峠」「小栗判官供養の場」がある。そして県内では伝承が少なく貴重となった茶番狂言の「お玉ヶ池」がある。 - 開催情報
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- 4月13日(日曜日)に開催予定でした令和7年の春の例大祭は中止となりました。
備考
- 当日は、天候等の事情により中止や日時の変更をする可能性があります。
- 会場までは、公共交通機関をご利用ください。
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