県指定無形民俗文化財 老袋の万作

ページID1003871  更新日 2024年11月29日

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写真:老袋の万作1
万作芝居(お半長右衛門)
写真:老袋の万作2
万作踊り
名称
老袋の万作
よみ
おいぶくろのまんさく
種別
県指定民俗文化財 無形民俗文化財
所在地
下老袋地区
指定年月日
昭和52年3月29日
所有者
老袋万作保存会
備考

4月第2日曜日、老袋氷川神社の春祈祷の日に、境内に舞台を掛けて行われる。明治25年(1892)頃、出丸中郷(現川島町)の「紺屋のマッツァン」という人から習ったのが始まりと伝えられ、村の祭りに参加したり、新築の農家などに招かれて踊った。農家では座敷が舞台になり、見物人は庭で見たものである。
当初は踊り(万作踊り)だけであったが、やがて老袋出身の忍川屋村田銀蔵が中心となって芝居(万作芝居)も演じるようになった。昭和13年(1938)頃までは盛んに演じられたが、その後衰退し、昭和38年に復活した。
一般に万作には、手踊り・万作芝居・茶番狂言があるが、老袋ではいずれも伝承し、豊富な内容を誇っている。手踊りには「下妻踊り」「伊勢音頭」「鈴木主水(もんど)」「白枡粉屋(しらますこなや)」があり、太鼓・摺り鉦・四ッ竹で拍子をとり、唄に合わせて軽快に踊る。万作芝居には「笠松峠」「お半長右衛門」「焼山峠」「小栗判官供養の場」がある。そして県内では伝承が少なく貴重となった茶番狂言の「お玉ヶ池」がある。

開催情報

日時

  • 令和6年4月14日(日曜)
  • 午前10時00分頃から、下老袋氷川神社境内で春の例大祭(午後4時00分頃終了)。
  • 式典後、万作踊り、神楽、日本舞踊、芝居などが奉納される。

会場

  • 下老袋氷川神社(地図については次のページをご覧ください)

備考
令和6年3月14日付の更新で「芝居を実施することに決定した。」とお伝えしておりましたが、
保持団体より「芝居を実施しない」という連絡がありました。
度々の変更となりご迷惑をおかけします。(令和6年4月9日現在)。

  • 当日は、天候等の事情により中止や日時の変更をする可能性があります。
  • 会場までは、公共交通機関をご利用ください。

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