県指定無形民俗文化財 南大塚の餅つき踊り

ページID1003869  更新日 2025年1月6日

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写真:南大塚の餅つき踊り1
三テコ
写真:南大塚の餅つき踊り2
引きずり餅
名称
南大塚の餅つき踊り
よみ
みなみおおつかのもちつきおどり
種別
県指定民俗文化財 無形民俗文化財
所在地
南大塚地区
指定年月日
昭和52年3月29日
所有者
南大塚餅つき踊り保存会
備考
現在は成人の日(1月第2月曜日)の前日に演じられる。もともとは11月15日、裕福な家で主に長男長女の7歳の帯解き祝い(現在の七五三)に行われ、「接待餅」と呼ばれていた。祝いの場に餅つき連中を招いてにぎやかについてもらい、ついた餅を親類近所に配るというものであった。昭和23年(1948)に成人の日が制定されてからは、この日に地元の新成人を祝う目的で西福寺境内で行うようになり、現在は成人祝いと切り離した新春の行事となっている。
餅つき踊りの手順は、蒸し上げたもち米を臼に入れたあとのナラシに始まり、ツブシ、ネリ、三テコ、六テコ、アゲヅキと続く。つき手の人数は3人もしくは6人が基準で、それぞれ三テコ、六テコと称している。舞踊の要素をもっているため、歌が入ることもあれば、小杵に持ち替えて曲芸風に威勢よくつく曲づきもある。西福寺でひととおりの演技を終えると、臼に綱をつけ、引きずりながら餅をつく「引きずり餅」をして、隣接する菅原神社に参拝する。
同様の餅つき踊りは、県内ではさいたま市、上尾市、桶川市、東松山市にも伝わっている。
開催情報

日時

  • 令和7年1月12日(日曜)、午後0時30分頃から
  • 餅つき踊りを合計4回(4臼)奉納。最後の1回は隣の菅原神社まで引きずり餅を行う。

会場

  • 南大塚西福寺(川越市南大塚2-3-11)

備考

  • 当日は、天候等の事情により中止や日時の変更をする可能性があります。
  • 会場までは、公共交通機関をご利用ください。

地図

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