国指定重要文化財 東照宮 随身門 附棟札

ページID1003813  更新日 2024年11月22日

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写真:東照宮随身門 外観
東照宮随身門
名称
東照宮 随身門 附棟札
よみ
とうしょうぐう ずいじんもん つけたりむなふだ
種別
国指定重要文化財・建造物
員数
1棟
所在地
小仙波町1-21-1
指定年月日

(旧国宝)昭和21年11月29日
(重文)昭和25年8月29日

所有者
東照宮
文化財の概要
境内の入口にある随身門は、三間一戸、朱塗の袖塀付八脚門で、屋根は切妻造で、橡(とち)葺形の銅板葺である。正面3間側面2間の規模をもち、棟筋の本柱4本、前後の控柱8本からなる八脚門の形式を採用し、組物は出三斗(でみつど)で、中備(なかぞなえ)は正面と背面の中央間だけ間斗束(けんとづか)を配する。妻飾りは、出三斗の組物上にわたした虹梁が大きな板蟇股を支える形式となっており、他の社殿とは異なる簡素な構えである。以前には後水尾天皇の宸筆(しんぴつ)になる勅額が掲げられ、この勅額の裏面に朱塗りで寛永10年(1633)12月24日の年号が記されていたことと構造技法からみて、江戸時代中期に造営されたものと考えられる。

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