国指定重要文化財 東照宮 拝殿及び幣殿

ページID1003811  更新日 2024年11月22日

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写真:東照宮拝殿 外観
東照宮拝殿
名称
東照宮 拝殿及び幣殿
よみ
とうしょうぐう はいでんおよびへいでん
種別
国指定重要文化財・建造物
員数
1棟
所在地
小仙波町1-21-1
指定年月日

(旧国宝)昭和21年11月29日
(重文)昭和25年8月29日

所有者
東照宮
文化財の概要

正面3間側面2間に1間の向拝が付く拝殿とその背後に幣殿が、T字型に棟続きで接続している。いわゆる権現造のように本殿と連結する形式ではなく、唐門・瑞垣(みずがき)で囲われた本殿とは分離している。屋根は銅瓦葺の入母屋造で、建物全体が彩色でおおわれ、朱塗を基調として身舎(もや)の蟇股と向拝の組物・蟇股・木鼻、手挟(たばさみ)などを極彩色仕上げとしている。内部は、天井が拝殿・幣殿とも小組格天井(こぐみごうてんじょう)、床は拝殿が拭板敷(ぬぐいいたじき)、幣殿は畳敷となっているが、柱・長押(なげし)・頭貫・組物などは朱、建具・天井の小組格子は黒というように塗り分けられている。なお、昭和37年(1962)の半解体修理において、拝殿および幣殿は解体建物であったことが確認されたため、これらの建物が江戸城二の丸東照宮から移築された可能性が高いと考えられる。

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