避難行動要支援者名簿・個別避難計画

ページID1001559  更新日 2025年9月3日

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避難行動要支援者名簿

災害時に自力で避難することが困難な高齢者や障害のある方等(避難行動要支援者)の個人情報を掲載した「避難行動要支援者名簿」を作成しています。また、地域が連携して平常時や災害時に安否確認等の支援が行えるよう、自治会や民生委員などへ市が名簿を提供します。

このように、市では避難行動要支援者の避難を、地域の皆さんのご協力で支援していただく「川越市避難行動要支援者避難支援全体計画」を推進しています。

避難行動要支援者(要支援者)の要件

災害時に、危険を察知したり状況を判断したりすることが困難な方、障害や高齢による衰え等により自力で避難することが困難な方で、次のような方が該当します。

  • 65歳以上の高齢者のみの世帯で要介護度3以上の方
  • 世帯全員(単身世帯を含む)が75歳以上の高齢者の方
  • 視覚障害、聴覚障害、下肢・体幹・移動機能障害のある方
  • 上記以外の身体障害(1級または2級)のある方
  • 知的障害(マルAまたはA)のある方
  • 精神障害者保健福祉手帳(1級)をお持ちの方
  • その他、上記に準じる状態にあり、支援の必要がある方(緊急通報システム利用者や難病・小児慢性特定疾病患者、医療的ケアを受けている方など)

 ※「その他」に該当する方で名簿への掲載を希望する方は、防災危機管理室までご連絡ください。

 ※施設や病院などに長期入所・入院されている方は対象になりません。

避難行動要支援者名簿の作成から活用まで

  1. 市は毎月、新たに要支援者の要件に該当された方に対して、ご案内と外部提供同意届出書等をお送りします。
    地域への情報提供に同意される方は、外部提供同意届出書に住所・氏名・電話番号をご記入の上、同封の返信用封筒に入れてご提出ください(切手は不要です)。
    なお、地域への情報提供については、年1度となります。
  2. 地域への情報提供に同意される方のみを集約した「外部提供用名簿」を作成し、自治会や民生委員・児童委員、消防局や警察署等へ提供します(個人情報は適正に管理されるようにします。)。
  3. 地域では提供された名簿により、どのような方がどこに居るのかを確認し、平常時の見守り訪問や、災害時の安否確認等に役立てます。

 ※地域への情報提供に同意された方の情報は、地域の自治会や民生委員・児童委員、消防局や警察署等に提供し、平常時の準備活動や災害時の支援活動に活用されますので、ご検討いただいた上、届出書の提出をお願いします。

 ※同意されなかった場合であっても、大規模災害が発生し、救助活動等にこれらの情報が必要となった場合には、人命優先の観点から、地域へ情報を提供する場合があります。

登録された方への支援内容の例

【平常時】

  • 日頃からの声かけ、見守り
  • 災害が発生した時に備えた準備活動(安否確認方法の検討等)
  • 「個別避難計画」の作成・更新作業への協力(避難支援等実施者検討への協力等)
  • 要支援者の身体状況等に応じた避難方法の相談

【災害時】

  • 安否確認
  • 「高齢者等避難」等の避難情報の伝達
  • 避難場所への誘導(付き添いや介助)
注意

災害の状況によっては支援者等が被災することもあり、支援を受けられない場合があります。また、支援者には「できる範囲での支援」をお願いするものであり、責任を負わせるものではありません。

個別避難計画

避難行動要支援者一人ひとりの状況にあわせた、避難先、避難の際の留意事項等を記載した計画です。市では、名簿に掲載されている方のうち、作成優先度の高い方から順に計画作成に取り組んでいます。

個別避難計画の作成方法

作成優先度の高い方に対して書類を送付させていただき、作成のご案内を行います。

  • 介護や障害などの福祉サービスを利用している方は、川越市が委託した居宅介護支援事業所・相談支援事業所の方が伺い作成します。
  • 避難行動要支援者名簿に掲載されている方で、作成を希望される方は、ページ下部「ダウンロード」にある「個別避難計画様式」に必要事項を記入の上、防災危機管理室までご提出ください。

地域の皆さんへお願い

避難行動要支援者の支援にご協力をお願いします

大規模な災害が発生した際は、道路の寸断や同時多発する火災等により、消防や警察等の公的機関が十分に対応できなくなる可能性があります。
要支援者を地域の中で見守り、災害時・緊急時には近所の避難支援等関係者(注釈)が一緒に避難する等、「共助」の精神で支援を行うことが重要となります。
是非、趣旨をご理解いただき、ご近所の避難行動要支援者の支援にご協力をお願いします。

(注釈)避難支援等関係者:自治会や民生委員・児童委員、消防局や警察署等、災害時に要支援者を支援する方

避難行動要支援者の皆さんへ

地域への情報提供に同意したからといって、地域の方が必ず助けてくれるというものではありません。避難行動要支援者の皆さんも、自分の身は自分で守るという意識を持って、自らの安全を確保するため、できる範囲で防災対策に取組みましょう。
また、日頃からご近所の方等、地域の皆さんと気軽に話ができる関係づくりを心がけましょう。

自ら取組む防災対策の一例

  1. 家具の転倒防止対策の実施
  2. 非常時の持ち出し袋の準備
  3. 地域の方との積極的なコミュニケーション
    日頃からご近所の方とあいさつを交わす等、積極的に声をかけて交流を深め、災害時に必要な支援について理解してもらいましょう。

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防災危機管理室 防災担当
〒350-8601 川越市元町1丁目3番地1
電話番号:049-224-5554 ファクス番号:049-225-2895
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