水道水源井戸におけるPFOS及びPFOAの検査結果
川越市の水道水は安心してお飲みいただけます。
有機フッ素化合物であるPFOS及びPFOA(ペルフルオロオクタンスルホン酸及びペルフルオロオクタン酸)について、水道水源での水質検査を実施しましたので報告いたします。
結果は、浄水に適用される暫定目標値未満となりました。また、浄水では定量下限値未満となっています(1リットル当たり5ナノグラム未満、下記リンク先参照)。
検査の概要
1.検査項目
PFOS及びPFOA
暫定目標値 1リットル当たり0.00005ミリグラム(1リットル当たり50ナノグラム) 令和8年度から水質基準値となります。
なお、暫定目標値は浄水の目標値ですので、水源には適用されません。
2.検査地点
市内水道・全41水源の内、郭町(4水源)、新宿(8水源)、霞ケ関第一(5水源)、今福(5水源)、伊佐沼(6水源)、仙波(10水源)及び霞ケ関第二浄水場(3水源)において、それぞれの浄水場と紐づく水源から3本ずつを選定しました。各3本は令和6年実績で取水量が多く、各浄水場の配水量への寄与率が高い井戸です。令和8年度からは、すべての水源で調査を実施する予定です。
なお、川越市の浄水は、その量の約85%が(河川水を水源とする)埼玉県水、15%が地下水となっていて、井戸の深さは130から230メートル程です。
また、中福受水場は、県水の受水のみで地下水源はありません。

3.検査期間
令和7年7月〜9月に調査しました。
4.検査結果
浄水場 | 水量が多い水源 |
結果 |
---|---|---|
郭町浄水場 | 第2水源 |
1リットル当たり9ナノグラム |
郭町浄水場 | 第3水源 |
1リットル当たり5ナノグラム未満 |
郭町浄水場 | 第4水源 | 1リットル当たり15ナノグラム |
新宿浄水場 | 第6水源 | 1リットル当たり23ナノグラム |
新宿浄水場 | 第7水源 | 1リットル当たり20ナノグラム |
新宿浄水場 | 第8水源 | 1リットル当たり22ナノグラム |
霞ケ関第一浄水場 | 第1水源 | 1リットル当たり5ナノグラム未満 |
霞ケ関第一浄水場 | 第4水源 | 1リットル当たり8ナノグラム |
霞ケ関第一浄水場 | 第5水源 | 1リットル当たり15ナノグラム |
今福浄水場 | 第2水源 | 1リットル当たり5ナノグラム未満 |
今福浄水場 | 第4水源 | 1リットル当たり5ナノグラム未満 |
今福浄水場 | 第5水源 | 1リットル当たり5ナノグラム未満 |
伊佐沼浄水場 | 第4水源 | 1リットル当たり5ナノグラム未満 |
伊佐沼浄水場 | 第5水源 | 1リットル当たり12ナノグラム |
伊佐沼浄水場 | 第6水源 | 1リットル当たり10ナノグラム |
仙波浄水場 | 第4水源 | 1リットル当たり7ナノグラム |
仙波浄水場 | 第9水源 | 1リットル当たり5ナノグラム未満 |
仙波浄水場 | 第10水源 | 1リットル当たり8ナノグラム |
霞ケ関第二浄水場 | 第1水源 | 1リットル当たり5ナノグラム未満 |
霞ケ関第二浄水場 | 第2水源 | 1リットル当たり5ナノグラム未満 |
霞ケ関第二浄水場 | 第3水源 | 1リットル当たり5ナノグラム未満 |
1リットル当たり5ナノグラム(暫定目標値の10分の1)未満は、定量下限値未満です。定量下限値とは、その分析法で正確に定量できる最低濃度のことです。
現状、水道水で定量下限値未満の為、安心してお飲みいただけます。
有機フッ素化合物について、今後も関係課及び埼玉県と連携し、調査・対応してまいります。
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上下水道局 上下水道管理センター 水道施設担当
〒350-1156 川越市中福360(中福受水場)
電話番号:049-243-2840 ファクス番号:049-243-2201
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