水道水源井戸におけるPFOS及びPFOAの検査結果

ページID1015034  更新日 2025年10月15日

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川越市の水道水は安心してお飲みいただけます。

有機フッ素化合物であるPFOS及びPFOA(ペルフルオロオクタンスルホン酸及びペルフルオロオクタン酸)について、水道水源での水質検査を実施しましたので報告いたします。
結果は、浄水に適用される暫定目標値未満となりました。また、浄水では定量下限値未満となっています(1リットル当たり5ナノグラム未満、下記リンク先参照)。

検査の概要

1.検査項目

PFOS及びPFOA
暫定目標値 1リットル当たり0.00005ミリグラム(1リットル当たり50ナノグラム) 令和8年度から水質基準値となります。
なお、暫定目標値は浄水の目標値ですので、水源には適用されません。

2.検査地点

市内水道・全41水源の内、郭町(4水源)、新宿(8水源)、霞ケ関第一(5水源)、今福(5水源)、伊佐沼(6水源)、仙波(10水源)及び霞ケ関第二浄水場(3水源)において、それぞれの浄水場と紐づく水源から3本ずつを選定しました。各3本は令和6年実績で取水量が多く、各浄水場の配水量への寄与率が高い井戸です。令和8年度からは、すべての水源で調査を実施する予定です。

なお、川越市の浄水は、その量の約85%が(河川水を水源とする)埼玉県水、15%が地下水となっていて、井戸の深さは130から230メートル程です。
また、中福受水場は、県水の受水のみで地下水源はありません。

浄水場地図
市内の浄水場の配置図

3.検査期間

令和7年7月〜9月に調査しました。

4.検査結果

検査結果
浄水場 水量が多い水源

結果

郭町浄水場 第2水源

1リットル当たり9ナノグラム

郭町浄水場 第3水源

1リットル当たり5ナノグラム未満

郭町浄水場 第4水源 1リットル当たり15ナノグラム
新宿浄水場 第6水源 1リットル当たり23ナノグラム
新宿浄水場 第7水源 1リットル当たり20ナノグラム
新宿浄水場 第8水源 1リットル当たり22ナノグラム
霞ケ関第一浄水場 第1水源 1リットル当たり5ナノグラム未満
霞ケ関第一浄水場 第4水源 1リットル当たり8ナノグラム
霞ケ関第一浄水場 第5水源 1リットル当たり15ナノグラム
今福浄水場 第2水源 1リットル当たり5ナノグラム未満
今福浄水場 第4水源 1リットル当たり5ナノグラム未満
今福浄水場 第5水源 1リットル当たり5ナノグラム未満
伊佐沼浄水場 第4水源 1リットル当たり5ナノグラム未満
伊佐沼浄水場 第5水源 1リットル当たり12ナノグラム
伊佐沼浄水場 第6水源 1リットル当たり10ナノグラム
仙波浄水場 第4水源 1リットル当たり7ナノグラム
仙波浄水場 第9水源 1リットル当たり5ナノグラム未満
仙波浄水場 第10水源 1リットル当たり8ナノグラム
霞ケ関第二浄水場 第1水源 1リットル当たり5ナノグラム未満
霞ケ関第二浄水場 第2水源 1リットル当たり5ナノグラム未満
霞ケ関第二浄水場 第3水源 1リットル当たり5ナノグラム未満

1リットル当たり5ナノグラム(暫定目標値の10分の1)未満は、定量下限値未満です。定量下限値とは、その分析法で正確に定量できる最低濃度のことです。
現状、水道水で定量下限値未満の為、安心してお飲みいただけます。
有機フッ素化合物について、今後も関係課及び埼玉県と連携し、調査・対応してまいります。

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上下水道局 上下水道管理センター 水道施設担当
〒350-1156 川越市中福360(中福受水場)
電話番号:049-243-2840 ファクス番号:049-243-2201
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