国指定重要文化財 喜多院 書院

- 名称
- 喜多院 書院
- よみ
- きたいん しょいん
- 種別
- 国指定重要文化財・建造物
- 員数
- 1基
- 所在地
- 川越市小仙波町1-20-1
- 指定年月日
-
(旧国宝)昭和21年11月29日
(重文)昭和25年8月29日 - 所有者
- 喜多院
- 文化財の概要
-
書院は、客殿の北東部分に接続して寛永16年(1639)に増築されたもので、桁行6間梁行5間、一部を中二階とした寄棟造柿葺(こけらぶき)屋根の建築である。内部は北側8畳2室、南側12畳2室の座敷に南と東に1間幅の畳廊下(入側縁)が付く平面構成である。北東の8畳には、床の間と脇床、北西の8畳は床の間と押入が付いた座敷が並んでいるが、これらの部屋は徳川家光の養育にあたった春日局「化粧の間」と伝えられ、紅葉山から移築されたものである。客殿と比べて座敷飾りも質素であり、中二階を設けるなど、内向きの建物といえる。
この情報はお役に立ちましたか?
お寄せいただいた評価はサイト運営の参考といたします。
このページに関するお問い合わせ
教育委員会 教育総務部 文化財保護課 調査担当
〒350-8601 川越市元町1丁目3番地1
電話番号:049-224-6097 ファクス番号:049-224-5086
教育委員会 教育総務部 文化財保護課 調査担当 へのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。