乳がん検診を受けよう!
ブレスト・アウェアネスのすすめ
自分の乳房を意識していますか?
ブレスト・アウェアネスとは、「乳房を意識する生活習慣」のことです。ご自身の乳房の状態に日ごろから関心をもつことは、乳がんの早期発見・早期治療につながります。
ブレスト・アウェアネスの4つのポイント
1.自分の乳房の状態を知る
普段から自分の乳房の状態を知ることが大切です。入浴や着替えの時など日常のちょっとした機会に「いつもと変わりないかな」という気持ちで見て、触ってみましょう。
2.乳房の変化に気をつける
普段の乳房と変わりありませんか?しこりや、赤み、痛みなど変化がないか確認しましょう。
3.変化に気づいたらすぐ医師へ相談
自分の乳房に変化を感じたら、すぐに乳腺を専門とする医療機関を受診しましょう。
4.40歳になったら2年に1回乳がん検診を受ける
症状がないうちに検診を受けるからこそ、早期発見が可能です。2年に1回の乳がん検診を受けましょう!
患者さんへのインタビュー
市の乳がん検診でがんを発見「自分ががんになるとは…」

乳がん検診をきっかけに、早期がんが発見され闘病中であるMさん(当時42歳)にインタビューを行いました。

インタビュー内容
乳がん検診を受けようとしたきっかけは何ですか?
婦人科を受診した際に、主治医から自治体の乳がん検診の案内がありました。自分が対象年齢なら一応受けておこうかな、という軽い気持ちで受けました。
自覚症状はありましたか?
症状は何もありませんでした。
マンモグラフィを実際に受けてみてどうでしたか?
初めてのマンモグラフィで、痛いと聞いていましたが、耐えられないほどの痛みではありませんでした。
一次検診で要精密検査の結果がでた時はどのような気持ちでしたか?
はじめに左乳房に石灰化が疑われました。精密検査を受けましたが、がんではありませんでした。その後、右乳房も要精密検査と言われましたが、左乳房の結果が問題なかったため精密検査を受けずに帰宅しました。病院から精密検査を受けた方が良いと言われても、「がんではないだろう」と楽観的に考えていました。その後、1か月くらい考え、やはり不安になり精密検査を受けることにしました。
精密検査の結果「ステージ0の非浸潤がん(注釈1)」と言われ、びっくりしましたが、初期ということもあり精神的な負担はほとんどありませんでした。早く見つかって良かったです。
(注釈1)ステージ0の非浸潤がん…がん細胞が乳管内にとどまっている初期段階のがんで、他の組織に浸潤していないがんのこと
その後、早期がんの治療を受けて、身体的・精神的な負担はどうでしたか?
治療としては、手術(部分切除)と放射線治療を行いました。早期に見つかったので、切除する範囲が少なく済んだのだと思います。放射線治療は毎日通院する必要があったため、職場へ相談しシフトを調整をしてもらいました。
がん検診を受けて気持ちの変化はありましたか?
がんは、自分より年配の人がなるものと思っており「自分はならないだろう」という根拠のない自信がありました。42歳でもなるんだなと思って、とても身近な病気に感じました。それからは、友人や職場の同僚、先輩などに、乳がん検診の大切さを伝えています。
これから乳がん検診を受ける方へのメッセージをお願いします。
「自分ががんになるとは…」と、びっくりしたのが本音でした。検診のおかげでステージ0で見つけることが出来たと思います。見つかるなら早い方が良いし、痛みやしこり等の自覚症状がなくても、検診を受けることが大切だと思います。40歳をきっかけに、加入している保険にかかわらず市のがん検診が受けられるという仕組みを知らない人も多いのではないかと思います。是非、市のがん検診について確認して欲しいなと思います。少しの時間と勇気を持つことで、自分の未来が守れるのだから、多くの方に乳がん検診を受けて欲しいと思います。
乳がん検診のご案内
乳がん検診を受ける方は下記を参照ください
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保健医療部 健康管理課 成人健診担当
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