高血圧を予防して健康寿命を延ばそう!

ページID1006018  更新日 2025年5月16日

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5月17日は「高血圧の日」

日本高血圧学会と日本高血圧協会が、毎年5月17日を「高血圧の日」とし、高血圧の啓発活動に力をいれています。

川越市の状況

埼玉県が公表している川越市の健康指数によると、
川越市の死因は、1位:悪性新生物(がん)、2位:心疾患、3位:老衰、4位:脳血管疾患です。
川越市の死亡原因を埼玉県と比較すると、心疾患や脳血管疾患の割合が高くなっています。血管系の疾患は、高血圧が関係している場合が多いため、高血圧を予防することが大切です。

川越市の死因1位〜4位を説明する資料イラスト。1位:悪性新生物(がん)、2位:心疾患、3位老衰、4位:脳血管疾患。

高血圧の基準

診察室血圧140/90mmHg、家庭血圧135/85mmHg以上で高血圧と診断されます。

高血圧に関する説明資料:高血圧に分類される値は収縮期血圧が140mmHg、拡張期血圧が90mmHg以上です。

血圧が高いとどうなってしまうの?

血圧が高い状態が続くと、心臓・脳・腎臓などの動脈硬化が進行し、重大な障害が起こりやすくなります。
高血圧はサイレントキラーと呼ばれています。「血圧は高いけど、何も症状がないから大丈夫」と思っていると、ある日突然、重大な障害を引き起こす、実はとても怖い病気です。

心臓・脳・腎臓の具体的な障害を説明する資料イラスト。心臓の血管障害(心筋梗塞:心臓の血管が完全につまる、狭心症:心臓の血管がつまりそうになる)、脳の血管障害(脳梗塞:脳の血管がつまる、脳出血:脳の血管が破ける)、腎臓の血管障害(腎不全:腎臓が機能しなくなる、腎硬化症:腎臓の血管が細く硬くなる)

高血圧予防のためにできること

1.毎日血圧を測りましょう!

測定位置を心臓と同じ高さに合わせ、毎回同じ条件で測ることが大切です。
日本高血圧学会では、1日2回測定することを推奨しています。

血圧の正しい図り方を説明するイラスト:血圧測定時はカフの中心を心臓と同じ高さにする。また、測定時のポイントは毎日朝と夜に測定する。いすに座り、5分程度安静にしてから測定をする。

2.日々の生活に運動を取り入れましょう!

内臓脂肪の過剰な蓄積は血圧を上昇させます。ウォーキングなどの有酸素運動を行うようにしましょう。
瞬間的に力を入れる腹筋などの運動は高血圧の予防には不向きです。忙しくて運動の時間が確保できない方は、普段の生活動作(掃除等の体を動かす家事)も運動になるので、家の中で積極的に動いてみましょう。
また、仕事や家事の合間に1分の運動を10回行うと10分の運動になります。いつもよりプラス10分の運動から心がけましょう。

ウォーキングの説明イラスト:有酸素運動は1日30分以上を目安に行う。ウォーキングを行う際は、軽く汗をかく速度で、目線はまっすぐ、ひじはやや曲げて、腕は大きく振る、ひざを伸ばしてかかとから着地、自分に合う靴を履くことを意識する。

3.減塩生活を始めましょう!

減塩に向けた食事の説明イラスト:めん類のつゆやスープは残す。しょうゆやソースは「かける」から「つける」へ。野菜に含まれるカリウムは体内の余分な食塩の排出を促すので毎日の食事に+1皿の野菜を摂取する。

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保健医療部 健康づくり支援課 地域保健担当
〒350-1104 川越市小ケ谷817番地1
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