第1回:株式会社ジェック東理社
市長の川越きらり企業訪問第一弾として、芳野台2丁目にある株式会社ジェック東理社を訪問しました。牛島勇代表取締役をはじめ、社員の皆様から事業の説明を受け、工場内を見学させていただきました。
同社は、平成9年4月に、株式会社東理社とジェック株式会社が「高真空・極低温関連」技術において、それぞれの技術の特徴を最大限に発揮して、これからますます進んでいく技術の高度化、多様化、複合化に応える目的で合併発足しました。
同社で製造されている液化窒素容器「シーベル」は、「平成29年度川越ものづくりブランドKOEDO E-PRO大賞」を受賞しており、同社の基礎となる低温技術が凝縮された製品です。高い断熱性能だけでなく、軽くて扱いやすいという点が評価され、国内シェア70%弱を誇っています。
また近年では、「シーベル」にも活かされている同社の低温技術を基に、「重力波望遠鏡(KAGRA)」の性能を高めるために欠かせない設備の冷却や、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の「再利用可能宇宙ロケット」の燃料供給系統、「超電導送電」の実証プロジェクトなど、最先端の分野にも参画しています。
市長も、このような国家的プロジェクトにも参画する高度な技術力を有する同社の更なる発展を期待していました。



この情報はお役に立ちましたか?
お寄せいただいた評価はサイト運営の参考といたします。
このページに関するお問い合わせ
産業観光部 産業振興課 工業振興担当
〒350-8601 川越市元町1丁目3番地1
電話番号:049-224-5934 ファクス番号:049-224-8712
産業観光部 産業振興課 工業振興担当 へのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。