第4回:株式会社ビー・エム・エル
令和4年12月16日(金曜)に市長の川越きらり企業訪問市制100周年記念第2弾として、川越市的場にある株式会社ビー・エム・エル総合研究所を訪問しました。今回は新型コロナウイルスの検査室など研究所内の見学の後、近藤健介代表取締役社長ほか社員の皆様と意見交換させていただきました。
本市をはじめ新型コロナウイルスの検査体制の整備について多大なるご協力を頂いています。

研究所見学
研究所内では、様々な検査機器が並び、自動化が進められています。
生物学検査室では、ロボットが検体を運搬している様子を見学しました。翌日の朝に結果が出せるように、検査は主に夜間に行われているそうです。
細菌検査室では、顕微鏡を覗きながら検査員の方が検査を行っていましたが、ここでは、顕微鏡から目を離さずに検査を行えるよう、検査員の方の音声を自動で入力するシステムが活躍していました。

説明を受ける川合市長

近藤代表取締役社長と意見交換

Q御社では、どのくらいの数の検体を扱っているのですか。
A株式会社ビー・エム・エル全体で1日におよそ患者30万人分の検査を行っています。この総合研究所では15万人分ぐらいです。
Q新型コロナウイルスの検査では、大変お世話になりました。最近は検体数は少なくなっているのですか。
A多いときは、株式会社ビー・エム・エル全体で1日4万8千件、この総合研究所で半数の2万4千件を行っていました。現在は、1日1万5千件ほどになっています。
Q多くの検査を行っていますが、試薬製作の分野への事業展開は考えていますか?
A自社で製作した試薬が最も良いものとは限りません。最良ではない試薬を使わなければいけないような制約を受けたくないので、そのような事業展開の予定はありません。
見学前に、近藤代表取締役社長より「検査は命にも係わる重要な仕事です。だからこそ、細心の注意を払い間違いのない仕組み作りを行っているので、そこを見て頂ければ」との言葉が印象的でした。医療の一部を担っている企業であるとのプライドを持って業務に取り組まれている様子が分かりました。

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