信栄堂眼鏡店旧蔵眼鏡コレクション
同資料は、連雀町の信栄堂眼鏡店の先代が収集したもので、近世後期から近代にかけての眼鏡類です。現在の多くの眼鏡と同じように、耳につるをかけて使う「テンプル眼鏡」だけでなく、鼻に挟んで固定する「鼻眼鏡」や「鼻当て付き眼鏡」があります。手で持って使う「柄付眼鏡」、コンパスに折り畳み式の双眼鏡をつけた「レンズ付コンパス」など、様々な形式の眼鏡をご寄贈いただきました。
鼻当て付き眼鏡と鼻眼鏡


鼻眼鏡は、鼻に挟んで固定する眼鏡です。鼻当て付き眼鏡は、鼻眼鏡と同様に鼻に挟んで使いますが、まつ毛がレンズに当たらないようにするための可動式のパーツがついています。
紅毛天眼鏡
オランダ製で手相見の道具として使われていたものと思われます。
レンズ付きコンパス
コンパスに双眼鏡として使うことができるレンズを取り付けたものです。
遠眼鏡
望遠鏡の一種で、昔は「遠眼鏡」と呼ばれていました。箱に「文化六年己巳五月」(※文化六年は1809年)と墨書があります。
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