光化学スモッグ
1.光化学スモッグとは
光化学スモッグとは、自動車の排出ガスや工場等のばい煙などに含まれる窒素酸化物や炭化水素が、太陽の紫外線によって光化学反応を起こし、光化学オキシダント(おもに酸化性物質)を含むスモッグが発生した状況のことをいいます。
光化学スモッグは、夏、日ざしが強くて、風の弱い日に特に発生しやすく、目がチカチカしたり、のどが痛くなったりと人体に影響を及ぼしたり、また植物に被害を及ぼしたりすることがあります。
2.光化学スモッグが発生する時期
5・6・7・8・9月、まれに、4・10月
3.光化学スモッグが発生しやすい気象条件
- 天気
- 午前、午後とも晴れ又は薄曇り。
- 風
- 朝方に北よりの弱い風が吹き、日中南よりの風に変わる。平均風速は秒速4メートル以下。
- 気温
- 日中25度以上
4.光化学スモッグ注意報等の発令時には
市では防災行政無線による放送や市の施設などに看板を設置して、光化学スモッグ注意報等の発令をお知らせをしています。
発令区分 |
概要 |
発令基準 |
---|---|---|
光化学スモッグ注意報 | スモッグが発生した時 | オキシダント値が0.12ppm以上かつこの状態が継続するとき |
光化学スモッグ警報 | スモッグが強まった時 | オキシダント値が0.20ppm以上かつこの状態が継続するとき |
光化学スモッグ重大緊急報 | スモッグがさらに強まった時 | オキシダント値が0.40ppm以上かつこの状態が継続するとき |
5.光化学スモッグによる被害を防ぐために
光化学スモッグ注意報、警報、重大緊急報が発令されたら光化学スモッグによる被害にあわないために、以下のことに注意してください。
- 屋外での激しい運動は避けましょう。
- 目などに刺激を感じたらすぐ屋内にはいりましょう。
- 乳幼児、お年寄り、病弱な人は健康な成人より被害を受けやすいので特に注意しましょう。
目やのどが痛くなるなどの症状が出た場合には
- 目やのどに痛みを感じたら、洗眼、うがいをしましょう。
- 洗眼、うがいをしても良くならないときや呼吸困難やけいれんがあるときは、医師の診察を受けましょう。
光化学スモッグによると思われる被害を受けた方は、環境対策課または保健所保健予防課(電話:049-227-5102)に連絡してください。
光化学スモッグ情報は環境省と埼玉県のホームページでも提供されています。埼玉県のホームページからは、光化学スモッグ注意報等の発令情報に関する電子メール配信サービスへの登録も可能です。
外部リンク
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このページに関するお問い合わせ
環境部 環境対策課 大気・騒音担当
〒350-8601 川越市元町1丁目3番地1
電話番号:049-224-5894 ファクス番号:049-225-9800
環境部 環境対策課 大気・騒音担当 へのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。