クビアカツヤカミキリにご注意ください。

ページID1013987  更新日 2024年12月16日

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クビアカツヤカミキリは、平成24(2012)年に愛知県で確認されて以降、複数の都府県で被害が確認されています。
近年では近隣市町だけでなく、市内でも確認されています。

クビアカツヤカミキリ防除にご協力をお願いします。

皆さんの力で情報提供や駆除に、ご協力をお願いします!
クビアカツヤカミキリを確認したときは、速やかに捕殺し、次の報告フォームから写真などによる情報提供をお願いします。

  • ※氏名入力欄には、学校名、施設名、自治会名、ニックネームでも可
  • ※埼玉県の協力を得て、県の入力フォームを使用しています。
確認日 確認箇所 確認状況
令和5年6月21日 仙波町1丁目 成虫1頭(被害木なし)
令和6年7月30日 伊勢原町3丁目地内 被害木3本(サクラ)
令和6年8月2日 大字古市場地内 被害木2本(サクラ)

クビアカツヤカミキリとは?

カミキリムシ科ジャコウカミキリ属に属し、学名はAromia bungii(アロミア・ブンギ)といいます。
本来日本には生息しない虫ですが、海外からの輸入木材や梱包用木材、輸送用パレットなどに幼虫が入り込むことで、日本国内に侵入したと考えられています。
2018(平成30)年には、特定外来生物に指定されました。

特徴

体長は成虫で約25から40ミリメートルになります。
オス、メスともに全体的に光沢のある黒色をしており、前胸背板(胸部)が赤いのが特徴です。
幼虫は、2、3年かけて樹木の内部を摂食しながら成長し、6月中旬から8月上旬にかけて成虫となります。

写真:クビアカツヤカミキリのオス
図1 クビアカツヤカミキリ オス
写真:クビアカツヤカミキリのメス
図2 クビアカツヤカミキリ メス

写真:クビアカツヤカミキリの幼虫
図3 クビアカツヤカミキリ 幼虫

樹木への被害

クビアカツヤカミキリは、主にサクラ、ウメ、モモ、スモモ、プラムなどのバラ科の樹木を加害します。
幼虫が生息している樹木は内部を摂食され、食害が進むと、樹木が衰弱・枯死してしまう危険性があります。
クビアカツヤカミキリの食害にあっている樹木は、根元にフラス(木くずと幼虫のフンが混ざったもの)が溜まります。

写真:フラス
図4 フラス拡大
写真:樹木の根元にたまっているフラス
図5 フラス

また、クビアカツヤカミキリは成虫になると、図6のように成虫脱出孔という穴をつくり、樹木の外へと脱出します。

写真:成虫脱出孔
図6 矢印部分が成虫脱出孔です

クビアカツヤカミキリを見つけたら

  • クビアカツヤカミキリの成虫を発見した場合は、速やかに捕殺してください。
  • フラスまたはフラスの排出孔がある場合、まだ樹木内部に幼虫が生息している可能性があります。穴から薬剤を注入するなどし、駆除してください。

木の根元や枝にフラスが溜まっていたとき

フラスの出ている穴を探して登録農薬を注入します。その後、成虫が木から出てくるのを防ぐため、木にネットを巻き付けます。数日おきに木を確認し、フラスが溜まっている場合には再度農薬を注入します。

写真:樹木にネットを巻き付けている様子
図7 ネット設置の例

※被害まん延の防止には、早期発見・早期防除が重要となります。
発見した際は、環境政策課または下記の連絡先まで情報提供をお願いします。

問い合わせ先 電話番号
埼玉県環境科学国際センター 0480-73-8370
埼玉県みどり自然課 048-830-3143
埼玉県西部環境管理事務所 049-244-1250

※画像の出典について
提供:埼玉県環境科学国際センター

関連リンク

詳細については、以下のホームページ等をご覧ください。

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このページに関するお問い合わせ

環境部 環境政策課 みどりの担当
〒350-8601 川越市元町1丁目3番地1
電話番号:049-224-5866 ファクス番号:049-225-9800
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