個人や家庭でできる乗り物の盗難対策(自転車・自動車・オートバイ・車上ねらい)
最終更新日:2021年11月15日
乗り物には自宅でも必ず鍵をかけましょう
乗り物に関連する盗難被害(自転車盗、自動車盗、オートバイ盗、車上ねらい)のうち、
- 自転車盗の約6割
- 自動車盗の約2割
- オートバイ盗の約3割
- 車上ねらいの約6割
が、鍵をかけずに被害にあっています。
また、集合住宅や戸建て住宅の敷地内での被害が多発しています。
どんな場所でも必ず鍵をかけましょう。
自転車盗難の防止
鍵をかけた自転車は盗まれる被害が年々減少しています。必ず鍵をかけましょう。
また、ワイヤー錠などでもう1つ鍵をかけると盗まれにくくなります。
ワイヤー錠で固定
はじめから付いている鍵に加え、ワイヤー錠で自転車ラック等にくくりつけるなど、二重に施錠するとさらに盗まれにくくなります。
路上に放置しない
路上に放置された自転車は、泥棒から見れば「盗んでくれ」と言っているようなものです。
必ず駐輪場に止めましょう。
自動車盗難の防止
8割がキーを抜き、車内に鍵がなかったにもかかわらず被害にあっています。
鍵をかけるだけではなく、ハンドルロック等の盗難防止器具を活用しましょう。
イモビライザーや警報器を設置
車にはイモビライザーや警報器を設置しましょう。また、設置していることをシール等で表示すると効果的です。
ハンドルロックやタイヤロックを設置
リレーアタックというスマートキー(車両の鍵)から出る微弱な電波を特殊な機器を使って中継し、ドアロックを開け車を盗む手口があります。
スマートキーの電波を遮断するため、鍵を金属製の容器や電波遮断ポーチに保管したり、特に高額な車両には、降車時にハンドルロックやタイヤロックを設置しましょう。
自宅の車庫でも防犯対策を
センサーライトを設置するなどにより駐車場を明るくし、見通しの良い門扉等を設置しましょう。
また、自宅でも施錠し、防犯グッズを活用しましょう。
オートバイ盗難の防止
短時間でも、オートバイから離れるときは必ず、エンジンを止めて鍵を抜き、犯人の目に触れにくい状態で保管しましょう。
また、自転車と同じく、二重ロックを心掛けましょう。
鍵とハンドルロックをかけ、U字ロックも使いましょう
必ず鍵をかけるとともにハンドルロックもかけましょう。
U字ロック等もつけるとさらに盗まれにくくなります。
U字ロックで固定
U字ロック等でラックなどの固定物にくくりつけることでさらに盗まれにくくなります。
車上ねらい被害の防止
無施錠による被害が約6割をしめています。また、施錠した車両では約5割が駐車場で被害にあっています。
車両には必ず鍵をかけ、駐車場の防犯対策を行いましょう。
車両に荷物を放置しない
自転車でも、自動車でも、車両には荷物を放置しないようにしましょう。
コンビニやスーパー、公園など、短時間であっても必ず荷物は持ち歩き、車両の鍵をかけましょう。
狙われる物品は特に注意
バッグ・財布類やクレジットカード、キャッシュカードなどが盗まれています。
こうした物品は、特に車両内に置かないようにしましょう。
※クレジットカード・キャッシュカードの暗証番号を、生年月日や住所番地等、類推されやすい番号を使用していると、二次被害が発生するケースもありますので、注意しましょう。
駐車場での犯罪を防ぐために
すべての犯罪の約4割が駐車場で発生しています。
あなたの駐車場は管理が行き届いていますか?
駐車場の防犯対策を施しましょう。
見通しをよくする
駐車場内の死角をなくし、見えない場所にはミラー等を設置しましょう。
見通しを妨げている樹木は剪定し、見通しを確保しましょう。
照明や防犯カメラを設置する
夜間でも人の行動がわかる程度の照明器具の設置や防犯カメラ等の防犯機器の活用に努めましょう。
環境美化に気を配る
ゴミが散乱し、壁などに落書きがあると、さまざまな犯罪を誘発します。
定期的に清掃するなど、環境に気を配りましょう。
お問い合わせ
市民部 防犯・交通安全課 防犯推進担当
〒350-8601 川越市元町1丁目3番地1
電話番号:049-224-5721(直通)
ファクス:049-224-6705